ワインコラム
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女性ワイン醸造家のビジネス・ロールモデル
1993年に英国より「ウーマン・イン・ワイン」の勲章を受け、世界で最も有名なニュージーランドの女性ワインメーカーの1人として知られる南島マールボロのハンターズ・ワインズのオーナー、ジェーン・ハンター氏が、ハンターズ代表として20年以上に渡るぶどう栽培への取り組みに対する功績が認められ、この度ニュージーランドより新年勲章が授与された。

ハンター氏は今回の受勲の理由について、ワインの受賞歴よりも、ワインビジネス界に身を置く女性のロールモデルとしての功績が認められたからではないかと話している。
同氏は普段より、国内各地でワイン業界に携わる女性達とぶどう栽培やワイン醸造からマーケティングに至るまで、あらゆるチャンスについて話し合っているという。

ハンターズのワインは英米はもちろん、日本も含め世界23カ国に輸出されており、最近新たに少量ながらもスペイン、スロヴァキア、ウクライナへの輸出も始めた。さらには、まだニュージーランドワインがほとんど見られることのないノルウェーにも目を向けている。
また、ロンドンの観光名所、ロンドン・アイ(大観覧車)でも間もなくハンターズのワインがお目見えする予定で、地上135メートルの観覧車内でロンドンの街を一望しながらニュージーランド・ワインを楽しむことができるようになる。

国際市場として力を入れているのはヨーロッパとアジア、オーストラリアで、昨年クリスマス時期の取引も好調だった模様。

ハンターズだけではなく、この世界的不況の中明るい話題が続くニュージーランド・ワイン業界だが、ハンター氏は懸念点も指摘する。
「ニュージーランドワイン、特にソーヴィニョン・ブランの好評価は現在も続いているが、恐れているのは価格と品質を下げることにより評価も下がってしまうこと。事実オーストラリアではこのことが起こってしまい、現在再度価格を上げることに苦労している。しかしながら、現状はディスカウントせずに販売するのは難しいというのも事実」

今や600を超えるニュージーランドのワイナリーは、輸出市場で続く需要増加を受け、品質を保ちながらも生産量を増やすという課題への取り組みが必至と見られる。

12.01.2009

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