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ブレナムの地名変更に地元のワインメーカーも納得
ニュージーランドの美味しいワインの産地だから、どうしてブレナムの名前を変える必要があるのか。ブレナムの重鎮たちによると、ブレナムがどこにあるのか、ブレナムに何があるのかを知っている人が少ない、とのこと。町の名前をマールボロ・シティとかにすると、観光業界が潤うのでは、と、期待をはせている。マールボロ地域は、その風光明媚さとワインで知られているが、ブレナムの存在を知らない人たちは、ブレナムを通り越してしまうのでは、と多くの人は思っている。

モア・ビール会社の創始者のジョッシュ・スコット氏は「名前の変更で、観光客が訪れる。観光のデスティネーションとして、話題にされる。有名人が名前を変えられるのだったら、ブレナムだって同様に出来るだろう。町の名前を変更することを考え付いたのは、何もブレナムだけじゃないんだ」と語る。

1990年代にハミルトンはワイカト・シティとして改名を試みたが、ニュージーランド国内で、この企みが明らかになると、つぶされてしまった。国民投票までこぎつけたが、結果として、住民たちの賛同を得られなかった。

2013年に、ジョン・クリーシー氏が「パーマーストン・ノースで物凄く酷い時を過ごした」たり、ジェレミー・クラークソン氏が「キリストはパーマーストン・ノース出身だったかもしれない」という言い出した時から、パーマーストン・ノースでも町の名称変更の動きがあった。

ブレナムに話を戻すと、名称変更は、特に飲酒業界の重鎮たちからの賛同の声が上がってきている。アラン・スコット・ファミリー・エステートの販売支配人のミッチェル・ガーディナー氏は、「人は笑うかもしれないが、弊社では地名変更は、地元にプラスになると考える。最近コメディアンのダイ・ヘンウッドのショーに行った際に、彼はブレナムをジョークのネタに使っていた。実際にブレナムを知らない人にすれば、ブレナムは恐ろしく退屈な町に聞こえたに違いない。」と、言う。

地名変更に関し、最終判断を下す任を持つ、ニュージーランド地理学会の検討事項の一つには、地元のコミュニティの賛同も重要な要素となっている。学会の会長を務める、マーク・ダイヤー氏は、「地理学会に、地名変更の要請提案をするのは、誰でも可能であるが、それを地元のマオリ族の人々、居住者、ビジネス、地方自治体との協議に基づいていなければならない。地元コミュニティが地名変更に関し、どういった意見を持っているかの提示が、学会での判断に非常に貴重なものとなっている。提案が賛同を得ているものなら、地元住民は3ヶ月の間に嘆願書を準備、提出することになっている。地理学会法では、何が「町」だ、という明確な正式定義が存在しないので、ブレナムの人口数が要因となることはない」と述べている。

<ニュースソース>
http://m.nzherald.co.nz/nz/news/article.cfm?c_id=1&objectid=11643717

13.06.2016

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