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タカポト・エステート、全世界チャンピオン・ピノ・ノワールに2年連続選出
昨年アンディ・アンダーソン氏がロンドンで開催された世界ワイン・スピリッツ大会(IWSCP)で世界最高のピノ・ノワール賞を受賞した時、ビギナーズ・ラックかと驚嘆してしまった,というのは理解も出来る。

“この大会参加を決心したのは、自分が作るワインが、地元のワインや国際的なピノ・ノワールでどのくらいの出来かを試してみようという、ごく軽い気持ちだった。IWSCは毎年2万種類のワインをリビューして、そのうちの3500以上がピノ・ノワールのエントリーという一大大会だからね。“とウィリアムソン氏は言う。

その第一回目の大会参加で、2012年ビンテージのタカポト・バノックバーン・ピノ・ノワール(NZ$75)が優勝ワインとなった。同年、2017年のIWSC生産者賞も同時受賞した。

”優勝出来たのは、個人的にも天にも昇るような気がしたし、それ迄あまり名も知れていなかったタカポト・ブランドを一躍世界中に知らしめることが出来た“と受賞時にウィリアムソン氏は感想を述べた。”IWSCでの優勝は簡単なことではない。そのプロセスは、まず同じ国のワインと競合し、それに勝ち抜いて他の国と戦うことになる。決勝戦にまで来ると、ワインは3度、異なるテースティング・パネルに審査される。“

ウィリアムソン氏自身はタカポト・ブランドでは2種類のワインしか作っていないが、その二つ目のワイン、2014年ビンテージタカポト・ギブストン・ピノ・ノワール(NZ$70)が今年のIWSCピノ・ノワール大賞を受賞したと、最近IWSCから連絡が届いたばかり。

IWSCの大会運営委員長のアダム・レックメアー氏は、ウィリアムソン氏のワインを評して、“ブラックネル夫人(オスカー・ワイルドの劇中の登場人物)の言葉を借りれば、一回優勝するのは幸運の様に思えるが、二回優勝するのは、配慮あるワイン醸造の証拠だ。ウィリアムソン氏は非常に稀な、強い信念をもったワイン醸造家だ。”

ウィリアムソン氏は1998年にリンカン大学のブドウ栽培学とワイン学部の初期の卒業生。その後、オーストラリアのバロッサ・ヴァレーとスペインでワイン造りに従事した。2009年後半にニュージーランドに帰国後、ケンブリッジ・ファイン・ワインを買収し、大学時代の同級生で現在のインヴィーヴォのボブ・キャメロン氏と再び親交を温め始めた。それがきっかけとなり、ウィリアムソン氏はタカポト・ワインをインヴィヴォのテ・カウファタワイナリーで作り始めた。


ボブ・キャンベルMWはこのワインを97点と評価し、彼のコメントは、“非常に熟成した、ギブストンスタイルのラスベリーのフルーティさ、新鮮なハーブ、バイオレット、そして落着いた木のスモーク味を持っている。純粋で微妙な口当たり。軽いタッチで創られているが、特徴あり、印象的なパワーを兼ね備えている。素晴らしいピノ―・ノワール。“

ニュージーランドワインは過去13年間連続してピノ・ノワールの最高賞を獲得するという業績を残している。過去の優勝ワインは下記の通り。

2006年 ヴィラ・マリア・リザーブ・ピノ―・ノワール2004(マールボロー)
2007年 ヴィラ・マリア・セラー・セレクション・ピノ―・ノワール2005(マールボロー)
2008年 リマーカブル・ギブストン・ヴァリ―・ピノ・ノワール2006(セントラル・オタゴ)
2009年 マウント・ドットレル・ピノ・ノワール・ミッター・ロックス・ヴィンヤード2007(セントラル・オタゴ)
2010年 ブラック・エステート・ピノ―・ノワール2007(ワイパラ)
2011年 ペレグリン・ピノ・ノワール2009(セントラル・オタゴ)
2012年 ヴァリ・ギブストン・ヴィンヤード・ピノ・ノワール2010(セントラル・オタゴ)
2013年 セレス・コンポジション・ピノ・ノワール2010(セントラル・オタゴ)
2014年 ランドオウナー・エステート・ピノ・ノワール2010(ワイララパ)
2015年 クラウン・レンジ・セラース・シグネチャー・セレクション・グランド・タイラー・ピノ・ノワール2013(セントラル・オタゴ)
2016年 ギーセン・シングル・ヴィンヤード・リッジ・ブロック・ピノ・ノワール2013(マールボロー)
2017年 タカポト・シングル・ヴィンヤード・バノックバーン・ピノ・ノワール2012(セントラル・オタゴ)
2018年 タカポト・シングル・ヴィンヤード・ギブストン・ヴァレー・ピノ・ノワール2014(セントラル・オタゴ)

<ニュースソース>
https://www.therealreview.com/2018/11/05/takapoto-estate-win-worlds-top-pinot-noir-yet-again/

27.11.2018

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