ワインコラム
HOME > NZワインの魅力(コラム) >スペシャル・インタビュー 一切の妥協を許さないこだわりのワイナリー、タンタラス
オークランドからフェリーで35分 人気のリゾート地、ワイヘケ島に新しいワイナリーがオープンしました。

9月29日、春の息吹を感じるその日にオープンした「Tantalus Estate / タンタラス・エステート」(以下タンタラス)は営業開始から2ヶ月過ぎようとしている今も連日訪れる人たちでにぎわい、今ワイヘケ島で最も人気のスポットとなっています。ワイナリー、ブリュワリー、レストランという3つの顔を持つタンタラスを今回はご紹介したいと思います。


タンタラスのワイナリー・レストラン
タンタラスのオーナーであるキャンベルとキャリー夫妻は実業家としてカナダでのレストラン、ツアー・ビジネスなどで成功を収めていました。
そんな夫妻は念願であったワイナリーを始めようとキャンベルの故郷であるニュージーランドで国中を探しまわり、ワイヘキ島のこの場所にワイナリーがたまたま売りに出ていたのを買い取ったところから始まります。

この聞き慣れないタンタラスという名前は、由来のひとつにギリシャ神話に登場する神タンタロスからきています。その逸話が謂わんとする、欲しい物が目の前にあるのに手が届かない状態と、英語の動詞 ”tantalize”の「見せびらかしてじらす」という意味をかけているそうです。誰しもが羨むようなワインを造りたいという意気込みがそこには込められています。

ワイン産地の激戦区ワイヘキ島の中でも特にプレミアムなワインを生み出すオネタンギ・ヴァレーに位置するタンタラスは、隣接する高価格帯のワイナリーと同じようにほとんどすべての仕事を手作業で行っています。特に収穫期においてはBrixと言われる糖度として用いられる物理量が(ちなみにオーナー夫妻の愛犬、ワイナリー・ドッグの名前もブリックスちゃん)狙った数値にまで上がるまでは、どんなに収穫量が減っても決して収穫をせず島内の26あるワイナリーの中で最も遅く収穫が終わるというこだわりよう。生産量を確保する為の品質の妥協は許されないのです。

例えば今年の収穫期では果実が熟すのを待ったため、ピノ・グリなど島内の他のワイナリーよりも1ヶ月以上後に収穫しています。

それだけに品質最優先で造られるワインの生産本数は少なく2015年はたったの2万本。2016年においては雨で難しい年となったワイヘケ島、約1.8万本を見込んでいるそうです。しかし、タンタラスのプロジェクトスタート時よりこの3年で3,500本を植え替えており、今後の生産量の増加には期待できそうです。

最後のページへ







Tantalus Estate
(タンタラス・エステート)
ワイナリー情報
オークランド、ワイヘキ島にて2013年にオープンしたワイナリー。最高級のボルドー&ローヌ・スタイルのワインを造ることに時間さえ犠牲にしながら、100%の達成を目標にワインを造る。同じ敷地内にはレストラン、ブリュワリー、バーも建設し、ワイヘキ産の食材を使い、数々のミシェラン・レストランを渡り歩いたシェフをヘッドハンティング。これからのワイヘキ島を代表するのに十分過ぎる資質とそれに到達するための努力を惜しまずに継続しているワイナリー。
ワイナリー詳細はこちら
※このサイトの写真・文章を無断で転載、転送、複写することを固く禁じます。   
ギャラリー販売店様へ購入方法利用規約About Usリンク
ALL RIGHTS RESERVED by NZ-WINES.co.nz