NZ Wine Regions
ニュージーランドワイン地域情報
Northland
ノースランド
ニュージーランドの北島北部、ノースランドと呼ばれる地方に広がるワイン産地。亜熱帯気候によるブドウは他のどの地域よりも多くの日光を生長期に受けるため、ブドウの成熟度が最も進む地域です。
NZ Wine Regions
ぶどう栽培地域情報
2022年
地域別
ぶどう栽培面積
[総面積]
41,603 ha

地域別ぶどう栽培面積 (Ha)

マールボロ
29,415
ホークス・ベイ
4,786
セントラル・オタゴ(ワイタキ)
2,055 (59)
カンタベリー/ノース・カンタベリー
1,497
ギズボーン
1,245
ネルソン
1,082
ワイララパ
1,090
オークランド
285
ノースランド
76
ワイカト/ベイ・オブ・プレンティ
13
英国から初期に入植した一人に宣教師のサミュエル・マーズデン、彼はブドウの木と共にニュージーランド国を巡り、1918年、この地に植樹を決めました。ニュージーランドで最も古いワイン地域。
海の近くに位置するため、亜熱帯気候となっているノースランドは、春は温暖な気温で 夏は乾燥し、秋にはすっきりと晴れ渡るため ブドウが早く熟し、北から南までブドウの木が広がり、中気候がそれぞれの場所でどの変種を選ぶかに影響を与える。

ケリケリからベイ・オブ・アイランズは最も隙間なく植えられた地域で、シラーとシャルドネは更なる暑さにより、他の場所ではなしえない風味が増し加えられる。メルロー マルベック ピノグリも当地域で重要な種類。

砂の多い土壌が主で ワインに豊かさをもたらしている。何百年も農業に使われてきた古くからの土地の周りに広がるブドウ畑もあり、より温暖な場所で育つ変種に力を入れるノースアイランドでは、その温暖で土壌という独自性によりニュージーランドの他の場所では見られないワインを生み出している。
サブリージョン

ワインスタイル&植樹データ
ノースランド 品種別植樹データ (ha)
白ワイン用品種

この地域では、トロピカルなシャルドネやピノ・グリ、個性際立つピノ・グリが有名。亜熱帯気候によるふくよかなスタイルに。

赤ワイン用品種

シラーやカベルネ種、メルロー・ブレンドが筆頭。黒胡椒のような風味が特徴のピノタージュやシャンボサンも。

地域データ
植樹面積
65 ha
国内生産割合
0.17%
気候条件と土壌
年間平均日照時間
年間平均降雨量
気候条件

春先から気温はあがり、暑く乾燥した夏、穏やかで晴れ渡る日々の多い秋により、ブドウは早めに成熟する。

土壌

主に粘土質や砂質の土壌から成る。

過去10年間 地域別生産データ
地域別生産量(t) 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021
ノースランド 92 130 210 203 92 121 113 319 269 248
オークランド 1,220 789 1,392 824 1,267 934 787 1,585 1,249 1,239
ワイカト/ベイオブプレンティ 7 12 63 ND 18
ギズボーン 15,590 15,567 16,192 17,280 15,944 16,337 13,000 16,238 18,959 17,450
ホークス・ベイ 32,793 38,829 44,502 36,057 42,958 33,679 41,061 37,173 43,247 41,138
ワイララパ 4,271 4,798 5,743 3,559 5,049 3,822 4,592 4,390 4,472 3,131
マールボロ 188,648 251,630 329,571 233,182 323,290 302,396 313,038 305,467 343,036 269.521
ネルソン 6,129 7,777 10,494 6,777 10,028 8,540 9,120 12,370 11,572 7,804
ノース・カンタベリー 7,079 8,348 10,962 5,395 12,170 8,240 11,157 8,534 9,861 7,291
セントラル・オタゴ 8,115 8,407 10,540 8,951 9,177 8,324 11,358 11,868 8,515 10,324
ワイタキ・ヴァレー 170 41 114 23
その他 50 159 363 16 3 579 347 147
統計合計 263,944 336,337 429,669 312,387 420,356 382,409 404,399 398,564 441,640 358,316
ソースは全てニュージーランドワイングロワーズの統計より
単位は全てトン