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NZワイン用語集

Vertical Shoot Positioning (VSP)

ブドウ樹の仕立て方法の一つ。垣根方式とも呼ばれるこの方法は最もポピュラーな仕立て。 枝が誘引ワイヤーを横に、上向きに成長するように配置するように設計。通常、4本の杖は、2つの高さのワイヤーに沿って誘引される。果実は地面から約1mの高さで、垂直に成長する葉の下にぶらさがる。この仕立てにより葉を地面から遠ざけ、良好な空気循環と光への露出を可能にするため、病気リスクが高い場所で伝統的に使用されている。VSP は、機械収穫機で使用できること、すべての果実が1つのゾーンで栽培されること、多くのブドウ品種に適していることなど、他の仕立て方法に比べて多くの利点がある。 VSP は、ブドウの木を通る空気の流れを促進するため、冷涼気候地域であるニュージーランドでも一般的。空気の流れの増加は、病気に関連する問題を防ぐのに役立ち、雨が降った後、結実域がより速く乾く。キャノピーを適切に管理すれば、果実はより健康になり、シーズンの早い段階で太陽にさらされるため、ブドウは房内でより均等に熟する利点がある。