NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
17.12.2006
ワインからビール、そしてミネラル・ウォーターへ

マールボロのワイナリー、アラン・スコットにお目見えした新たなボトルの中身は、ミネラル・ウォーター。

2004年にビール会社であるザ・モア・ブリューイング・カンパニーの傘下となった、家族経営のワイナリー、アラン・スコットの醸造家であるジョシュ・スコット氏は、すでにコルク栓のシャンパン・ボトルに入ったビールを製造しており、この度はミネラル・ウォーターをスクリュー・キャップのワインボトルに入れて製造というアイディアを実現させた。

この飲料水を発案したのは先月のこと。ビール製造の際に使用される天然水を何度も商品用としてテストした結果はいつも理想的なものであったことから商品化が決定した。

「皮肉なもので、何年もの間、多くの人がブドウ畑に利用される水源が汚染されているのではないかということに関心を寄せている。しかしながらアラン・スコットのブドウの木々は浅部帯水層の上で育っており、不純物のないマールボロの天然水を源泉としている。」とスコット氏は語る。

“マールボロ・ピュア”とネーミングされたこのミネラル・ウォーターは、通常の非発泡のものと発泡性の2種類あり、ワインに例えて“今が最高に飲み頃”とされ、ウェリントンとオークランドのレストランで販売される。

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