NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
ニュース一覧

ニュージーランドのブドウ畑の生産性を高めるための新たなブドウ栽培研究プログラム

ブドウ畑の収益性は、ニュージーランドのワイン産業を繁栄させる鍵であり、コストが上昇し続ける中、生産者は収益性を維持するために適応し、革新する必要がある。 ブラガート研究所(BRI)が主導する「次世代ブドウ栽培」と呼ばれる新しい研究プログラム……続きを読む

29.10.2024

マールボロのテロワール地域差をデータ分析

1,000を超えるマールボロのソーヴィニヨン・ブランの畑から収集されたデータで、特定地域のテロワールへの理解を深める取り組みが行われている。 オーストラリア・ブドウとワイン研究ジャーナル誌に掲載された論文(“データで支えるテロワール:ブドウ……続きを読む

09.09.2024


ドローンで農薬散布の処女飛行

ドローンでの春の農薬散布と秋の施肥のおかげで、南島ムーテレに位置するエイベル・ワイナリーを夫婦で営むマーク・マッギル氏は「粘土質の土壌が保護され、作業時間と二酸化炭素排出量の削減となった。いつもなら、散布をするための車両で過ごさなくてはなら……続きを読む

12.08.2024

気候変動に備える新ツール:気候変動による植物病害リスクが「現場レベル」で把握可能に

気候変動が植物病害のリスクやコストへのどんな影響となるかがかわかる、無料の対話型ツールが現実となった。 この病害リスク・コスト検知ツールは、Our Land and Water National Science Challenge(2016……続きを読む

28.05.2024


オーガニックワイン、ニュージーランドワイン不足で大打撃となるか?

ニュージーランドでは2024年の収穫量が過去2年よりも「著しく少ない」と予想されており、サラ・ニーシュ氏は国内のオーガニック生産者が不釣り合いな影響を受ける可能性があるかどうかを調査している。 ニュージーランド産のオーガニックワインが増加傾……続きを読む

06.05.2024

ブドウ畑上に飛び交うレーザービーム;進化と改革

セントラル・オタゴの小規模なオーガニック・ヴィンヤード上にレーザービームが飛び交っている。これは鳥退治用の新兵器。通常かかかるネット購入、設置、撤去等の費用が不要だ。「しかも、結果も良好」、と栽培管理者のサイモン・ゴーリー氏は言う。 この新……続きを読む

10.04.2024


ワイン産業のためのカーボン・ゼロ・ロードマップ作成

【気候変動の緩和 - 世界的評価の維持】 ニュージーランドワインは、その持続可能なワイン生産の信頼性で高く評価されており、世界で唯一、統一された会員制プログラムが存在する国である。世界的に、ニュージーランドはプレミアムな冷涼気候のワイン生産……続きを読む

22.01.2024

スパークリングワインの明るい未来

ペルノ・リカール社のマールボロでのスパークリングワイン生産量倍増、ソーヴィニヨン・ブラン用地の再開発も視野に入っているという。今回はペルノ・リカール社のニュージーランド・オペレーション・マネージャーのトニー・ロブ氏のインタビューをまとめた。……続きを読む

15.01.2024


ニュージーランドのイノベーション:ワインクリップで実を結ぶ

より持続可能なブドウ栽培を求める声に後押しされ、ニュージーランドでデザインされたブドウの木から作られた生分解性のクリップが輸出市場を賑わせている。 ポリナチュラル(PolyNatural)のブドウ・クリップは、クラウン研究所(ニュージーラン……続きを読む

13.12.2023

オークランド大学主導の研究でワインの廃棄物が宝物に

ニュージーランドのワイン産業から出る廃棄物が、オークランド大学が主導する980万NZドルのプロジェクトにより、高価値の製品に生まれ変わる。 ワイン醸造の際に残るブドウの搾りかす、すなわち茎や果皮や種子は、食品、製紙、製薬、建築、化学製品に利……続きを読む

30.10.2023


ブドウの木は芽吹き、ブルックフィールズ・ワイナリーも再開

ブルックフィールズ・ワイナリーの敷地に入った瞬間、世の中に雑踏を後に、穏やかでゆったりとした空間に足を踏み入れたような気分に浸る。 このホークス・ベイ最古のブティック・ワイナリーは、2023年2月にニュージーランド全域を襲ったサイクロン「ガ……続きを読む

17.10.2023

ニュージーランド、金額ベースで世界第6位のワイン輸出国に

2023年は収穫量が6%減少したにもかかわらず、2023年5月末集計で、過去一年間のワイン総輸出額が25%増の24億ドルに達し、ニュージーランドの生産者は歓喜の声を上げている。 ニュージーランド・ワイン生産者協会によると、国際的なワイン需要……続きを読む

31.07.2023