マールボロ・サブ・リージョンの台頭
マールボロがワイン産地として成熟するにつれ、世界的に有名なソーヴィニヨン・ブランを造るアプローチにも変化が現れてきている。これまではソーヴィニヨン・ブランを最高峰へ高める努力に精を入れていたが、区画分けをし、各産地の多様性を強調しようとする……続きを読む
19.09.2022
2022年の各地のブドウ収穫状況
2022年ヴィンテージは、労働力不足、雨量過多、オミクロンの脅威を国内のワイン産地全域が直面した中で行われたが、結果としてタンクは満杯となり、市場からの需要は旺盛、そして、例外的とも言える晩夏を多くの人が楽しむ事ができた。収穫状況は厳しい状……続きを読む
09.08.2022
需要が高いニュージーランドワイン
マールボロ産のソーヴィニヨン・ブランの人気が衰える兆候すら見せない成功が故、被害を被っている面もあるようだ。ソーヴィニヨン・ブラン以外で楽しめるワインもあるのが、スーパーの棚を見ているとそうとも言いがたい状況だ。 ニュージーランドのブドウは……続きを読む
07.06.2022
ニュージーランド、アースデイに持続可能性に対する確かな実績をアピール
ニュージーランドワイングロワーズ(NZW)は、2022年の業界全体のサステイナビリティレポートを発表し、より持続可能な道への大きな前進を示すとともに、世界のワイン産地のエコリーダーとなる目標を再確認した。 「長く白い雲がたなびく国」というふ……続きを読む
17.05.2022
今年の収穫は通常に戻りそう、に安堵の声
世界各地からの需要と手持ちの在庫が減少するなか、ニュージーランドで2022年最初となるブドウが収穫され、関係者からは今年の収穫量増加が強く望まれている。 ニュージーランドワイングロワーズ・ヨーロッパ支部のクリス・ストロード部長は、「感想を述……続きを読む
07.04.2022
2022年ニュージーランドワイン ヴィンヤード・レポート発表
ニュージーランドワイングロワーズより、2022年のヴィンヤード・レポートが発表となった。キーポイント抜粋は以下の通り。 総栽培面積は41,603ヘクタールになり、去年と比べて2%の増加 品種別の栽培面積でみると以下の通り白ワイン - 33,……続きを読む
28.03.2022
豊かな歴史を持つブドウ
フランス人のジャン・デジール・フェローがセントラル・オタゴに初めて足を踏み入れてから150年以上に渡り彼のレガシーは生き続けている。 金鉱労働者からワインメーカーに転身したフェロー氏は、セントラル・オタゴにおける最初の商業的ワイン生産者とし……続きを読む
08.03.2022
ニュージーランドワイン、不足で価格高騰か
ニュージーランドワインの愛好家には悪い知らせとなりそうだ。もともと収穫量も少ないうえに国際的にも大量需要のあるニュージーランド産ワインが来年品不足になる可能性が大きくなった。 運送費と労働賃金の値上がりで既に窮地に面しているワイナリーは、ワ……続きを読む
12.10.2021
ニュージーランドワイン業界、隔離免除渡航(QFT)の発表を歓迎
ニュージーランド・ワイングロワーズは、10月よりサモア、トンガ、バヌアツからの認定季節労働雇用主(RSE)の雇用者の隔離免除渡航(QFT)を開始するという政府の決定を歓迎している。 今回の発表は、ブドウの栽培シーズンが成功するための基盤とな……続きを読む
06.10.2021
収量大幅減の2021年ヴィンテージ
ニュージーランドワイングロワーズ(ニュージーランドワイン生産者団体)の発表によると、2021年ヴィンテージの収量は2015年以来の低収量のヴィンテージとなった。これは開花時期の降雨や霜、熟成期の暑く乾燥した天候が相俟って、2020年ヴィンテ……続きを読む
21.06.2021
マールボロのワイン労働者数は恒常的に不足、剪定時期には奔走必須
今シーズンのブドウ収穫は予測より少量となったことが判明し、マールボロのワイン業界は、来年の収穫人員確保が不可欠だとしている。しかし、国境閉鎖をしている現状では、ワイン業界の人手不足が大いに懸念されている。去年はワイン生産者にとり、困難な一年……続きを読む
31.05.2021
ホークス・ベイ、3年連続の傑出したヴィンテージを歓迎
ニュージーランドのプレミアムワイン産地であるホークス・ベイでは、「ほぼ完ぺきに近い生育条件」であったことから、3年連続で高品質なヴィンテージとなった。小さいながらも多面性を持ち、カベルネとシラーで有名なこの産地では11月に寒波に見舞われたも……続きを読む
17.05.2021