ブレナムの地名変更に地元のワインメーカーも納得
ニュージーランドの美味しいワインの産地だから、どうしてブレナムの名前を変える必要があるのか。ブレナムの重鎮たちによると、ブレナムがどこにあるのか、ブレナムに何があるのかを知っている人が少ない、とのこと。町の名前をマールボロ・シティとかにする……続きを読む
12.06.2016
紫外線はワインの質を向上させるか?
ニュージーランドは紫外線の影響で、日焼けのダメージを受けやすい最悪の国のひとつに入っている、との悪い評判が流布している。しかし、その原因となる紫外線放射は全てが悪者だ、というわけでない、とリンカーン大学の紫外線の専門家、ブライアン・ジョーダ……続きを読む
17.01.2016
エルニーニョ現象に備えるブドウ畑
今年の夏はエルニーニョに備え十分な準備をするように、とマールボロ地方のワインの醸造者たちは警告を受けた。ブレナムのマールボロ研究センターの講堂は約100名のブドウ醸造者たちで満席となった。今後数ヶ月間でエルニーニョの到来が予測されるため、そ……続きを読む
13.12.2015
ニュージーランドワイン、低収量ながら価値は保持
今年はブドウの収穫量が少ないこととニュージーランドドル安が相まって、ワインの輸出増が見込まれることがワイン業界のレポートにより明らかになった。ラボバンク・グローバル・ワイン・クォータリー・レポートによると、ニュージーランド・ワイングロワーズ……続きを読む
06.12.2015
微生物がワインの地理的相違の鍵となるか?
最近の研究によると、地域差によるワインの味とアロマの違いは、微生物の影響が大きいことが判明した。これまでは、ワインを含む農業産物(例えばコーヒーなど)は気候や土壌中の鉱物などという環境的な要因の影響で生産地の違いが味や香りに出てくると一般的……続きを読む
26.10.2015
ブドウ木の入れ替え作業~マードック・ジェームス
ワイラパラのマードック・ジェームス・エステートでは収入率の高いブドウの苗木を植える場所確保のために、2万5千本を抜く作業をしている。同エステートのワイン醸造家は、「リスクを伴う決断だが、収入率が高い種を植えるためだ」、としている。同ワイナリ……続きを読む
26.07.2015
2015年のマールボロの収穫量減でソーヴィニヨン・ブラン“苦境”
クラウディ・ベイのディレクターであるイアン・モーデン氏は、最近のインタビューで「2015年は収穫量の減少でマールボロ産ソーヴィニヨン・ブラン種の葡萄は継続的な打撃を受けている。ワイラウ・バレーは常に変化しており、マールボロ全体でさえこれまで……続きを読む
14.06.2015
鶏舎を支配するオーナーとパリ
はやぶさ(カレアレア)の“オーナー”は、マーティンボローのブドウ畑で油断なく目を凝らしホシムクドリやハイムネメジを追い払う任務についている。このはやぶさはニュージーランドの珍しい固有種で、マーティンボローのブドウ畑で育てられたのち、今では力……続きを読む
26.04.2015
ワイナリーのブドウがおいしくなるのは羊のおかげ?!
ブランコットエステートワインズでは、毎夏ヴィンヤードで1,900頭の羊を飼っている。“ウーリーワーカーズ(モコモコの労働者)”がブドウ木の葉を食べることにより、房が露出し日光を浴びることになる。これによりワインの味わいに凝縮感をもたらす。特……続きを読む
01.03.2015
残忍な救世主!?
空のV8スーパーカー・エンジンと形容される残忍な殺戮者がワイララパ地方の最高品質のワイン生産を助けるかも知れない。マーティンボロにあるワイナリーである、パリサー・エステートのセラードアーマネージャーであるジェーン・レンティング氏は、絶滅危惧……続きを読む
17.08.2014
マールボロのワイラウ平地でのブドウ大豊作
ブドウの大豊作と主要ワイン輸出市場での継続的な好売上が功を奏して、2014年3月末実績で、ワイン輸出額が13.2億ドルとなり、昨年度に比べ9%の増加となった。ニュージーランドの輸出黒字額が9.2億ドルとなったのは、輸出額第8位のワイン輸出が……続きを読む
25.05.2014
マールボロ:高騰、下降、そしてまた高騰
上向きになったかと思うと、どん底、そしてまた上向き、となるのがこのところのマールボロ地域のブドウ生産のパターンとなっていた。1990年代から2000年代後半のマールボロ・ソーヴィニョンの画期的な成功がこの地方でのブドウ栽培の急激な上昇となっ……続きを読む
23.03.2014