気候変動はニュージーランドの水力発電とブドウにはいいニュース!?
昨今の暖かな気候はニュージーランドの水力発電へも潜在的効果があり、気候変動がもたす珍しい良いニュースともなり得るかも知れない。既に水力発電で、国の電力使用量の半分を賄っており、エネルギーを再生可能源から80%供給している。南島では、ワイタキ……続きを読む
20.01.2019
ニュージーランド企業のトラックマップがオーストラリアワイン業界アウォードを受賞
ニュージーランドのテクノロジー企業が、ブドウ栽培界へ与えた影響に対しオーストラリアの主要な賞を受賞した。トラックマップのソフトフェアは、ブドウ栽培家と請負業者へ高性能なGPS誘導システムとヴィンヤード管理を支援するためのクラウドベースのアプ……続きを読む
10.12.2018
園芸農業界、重要な生体駆除に対する画期的な一歩を歓迎
ニュージーランドの園芸農業界は、クサギカメムシ(BMSB)の侵害があった際、極めて小さなサムライワスプ(寄生蜂の一種)をニュージーランドで放出することを観光保護局(EPA)が許可する決定を下したことを歓迎した。BMSBカウンシルの議長、アラ……続きを読む
16.09.2018
ニュージーランド ヴィンテージ・レポート2018
3回発生したサイクロンの影響により、通常の初期収穫段階による成熟条件より暑くなった日中や夜間に暖かくなった日が多くあり、2018年は困難な状況に直面した地域もあった。各地域の概要は以下の通り。【ギズボーン地域】1月から3月にかけての降雨量は……続きを読む
24.06.2018
10年は耐久するブドウの木を支える材木杭
ニュージーランドには現在想定3.6万ヘクタールのブドウ畑が存在し、そこのブドウの木は約2,100万本の杭で支えられている。この大半がCCA(防腐・防蟻のため、クロム・ 銅・ヒ素化合物系木材防腐剤を木材内部に加圧注入処理すること)したマツ科の……続きを読む
17.06.2018
需要に追い付いていけない、とオーガニック・ワイン醸造家たちの嬉しい悲鳴
オーガニック・ワイングロワーズ・ニュージランド(有機ワイン醸造を振興する団体)は海外からの需要に応じるために、もっとブドウが欲しい、とブドウ栽培家に訴えている。「有名なワイン会社や新規侵入のワイン会社から、ひっきりなしに電話がかかってきてい……続きを読む
03.04.2018
温暖化により栽培に適したブドウ品種が増える?!
「ワイン愛好家は数十年後にはセントラル・オタゴ産のシラーやメルローが買えるようになるかもしれない」と、元セントラル・オタゴワイングロワーズ(COWGA)代表のジェームス・ダーシー氏は話す。果実は甘みを増しブドウの樹の生長も早まり、今世紀の終……続きを読む
08.01.2018
2011年来最初の女性ブドウ栽培管理者が全国大会への最終選考に残る
男性陣と肩を並べて、女性が最終選考に残ったのはもう6年も前だった。他の7人の強豪を勝ち抜きフェルトン・ロードのブドウ栽培管理者であるアナベル・バルク氏は2017年度「バイエル・セントラル・オタゴ若きブドウ栽培管理者」となった。この賞の全国コ……続きを読む
06.08.2017
ワイン産業:バイオセキュリティで政府・産業合意書参加
ワイン業界が、バイオセキュリティで国内の政府・産業合意書参加する14番目の業界となった。国会での同意書の署名は同大臣出席のもとに無事に終了。この同意で、ブドウなど多くの植物を枯死させるピアス病や果樹の害虫と知られるカメムシの一種のクサギカメ……続きを読む
16.07.2017
次世代のソーヴィニヨン・ブランと成り得るか?アルバリーニョ・ワインへの期待
最近開催されたニュージーランド・ワイン醸造者協会主催のアロマティック・シンポジウムの期間中の講演、「代替案としての小規模栽培」のマスタークラスで、ギズボーンのクーパーズ・クリークにおけるワイン・メーカー、サイモン・ヌン氏は「スペインやポルト……続きを読む
16.04.2017
南島では酪農ではなくワインを全面にすべきだ、とマスター・オブ・ワイン
「ニュージーランドのワイン産業は持続可能な手法を駆使し環境にやさしいとの評価を博しているが、酪農業界がニュージーランドのワイン産業に与える悪影響には驚愕だ。ワイカトやタラナキでの酪農は問題はないが、カンタベリーのように酪農に不適格の土地での……続きを読む
26.03.2017
フィールドワークを一人でする人を保護するデバイス
ヴィンヤードで働く人は点在するブドウ園を訪れるのに、携帯電話の電波が届きにくいようなところにまで一人で運転して出かけることがよくある。リスク対策などの業務に特化する、ガーディアン・エンジェル・セキュリティ社が最近行った調査では、一人で働く労……続きを読む
26.02.2017