セントラル・オタゴのブドウ畑の30%が有機認証を取得
セントラル・オタゴ・ワイン生産者協会(COWA)が主導するセントラル・オタゴのオーガニック・ワイン運動の成果で、ブドウ畑面積の30%がオーガニック認証取得するという大きな節目を迎えた。この取得率はニュージーランドでも一番高い。2009年にC……続きを読む
10.03.2025
「持続可能なワイン生産」30周年を前に
来年には5つのワイナリーが先般を切って開始した「持続可能なワイン生産ニュージーランド(SWNZ)」プログラムの設立から30周年を迎えることになる。SWNZはニュージーランドのワイン造りで、持続可能の基本方針や基準を定めるワイン生産者向け認証……続きを読む
11.02.2025
ニュージーランドのブドウ畑の生産性を高めるための新たなブドウ栽培研究プログラム
ブドウ畑の収益性は、ニュージーランドのワイン産業を繁栄させる鍵であり、コストが上昇し続ける中、生産者は収益性を維持するために適応し、革新する必要がある。 ブラガート研究所(BRI)が主導する「次世代ブドウ栽培」と呼ばれる新しい研究プログラム……続きを読む
29.10.2024
進化するワイン・パッケージ:缶から段ボールまで
ワイン業界でのパッケージ方法転換には「ニッチ市場拡大」が必須である。 マールボロにあるボトリング工場でバッグ・イン・ボックスの試験的工場を設置予定のワイン・ワークス社のティム・ノウェル・ウスティッケ氏と、2050年までに脱炭素化・CO2排出……続きを読む
07.10.2024
マム、スティルワインをリリース
伝統的にスパークリングワインで知られるワインメーカー、マムが、マム・テロワール・コレクションのために造られた初の 「スティル 」(発泡性ではない)ファインワイン、セントラル・オタゴ・ピノ・ノワールをリリースする。 マム・セントラル・オタゴ・……続きを読む
24.09.2024
マールボロのテロワール地域差をデータ分析
1,000を超えるマールボロのソーヴィニヨン・ブランの畑から収集されたデータで、特定地域のテロワールへの理解を深める取り組みが行われている。 オーストラリア・ブドウとワイン研究ジャーナル誌に掲載された論文(“データで支えるテロワール:ブドウ……続きを読む
09.09.2024
35ドルのチャーチ・ロードのシャルドネ、世界一に
2024年インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)でネーピアのチャーチ・ロード・ワイナリーの2021年グランド・リザーヴ・シャルドネがインターナショナル・シャルドネ・トロフィーを獲得した。国際的な専門家からなる審査員たちのブラインド……続きを読む
19.06.2024
気候変動に備える新ツール:気候変動による植物病害リスクが「現場レベル」で把握可能に
気候変動が植物病害のリスクやコストへのどんな影響となるかがかわかる、無料の対話型ツールが現実となった。 この病害リスク・コスト検知ツールは、Our Land and Water National Science Challenge(2016……続きを読む
28.05.2024
オーガニックワイン、ニュージーランドワイン不足で大打撃となるか?
ニュージーランドでは2024年の収穫量が過去2年よりも「著しく少ない」と予想されており、サラ・ニーシュ氏は国内のオーガニック生産者が不釣り合いな影響を受ける可能性があるかどうかを調査している。 ニュージーランド産のオーガニックワインが増加傾……続きを読む
06.05.2024
たった一種のブドウで世界的に有名になったニュージーランド。それが最良策か?
人が欲するものを提供するのが商業活動では定石だ。しかし提供していないものを消費者が欲していたらどうなるだろう。これがまさに、ニュージーランドのワイン業界が直面しているジレンマとなっている。ソーヴィニヨン・ブランでその名を馳せたニュージーラン……続きを読む
27.03.2024
スパークリングワインの明るい未来
ペルノ・リカール社のマールボロでのスパークリングワイン生産量倍増、ソーヴィニヨン・ブラン用地の再開発も視野に入っているという。今回はペルノ・リカール社のニュージーランド・オペレーション・マネージャーのトニー・ロブ氏のインタビューをまとめた。……続きを読む
15.01.2024
オークランド大学主導の研究でワインの廃棄物が宝物に
ニュージーランドのワイン産業から出る廃棄物が、オークランド大学が主導する980万NZドルのプロジェクトにより、高価値の製品に生まれ変わる。 ワイン醸造の際に残るブドウの搾りかす、すなわち茎や果皮や種子は、食品、製紙、製薬、建築、化学製品に利……続きを読む
30.10.2023