バラは赤く、ヴァイオレットは青く、そしてワインもブルー
「伝統的なワイン業界がターゲットにしない人たちを魅了する、他のものとは全く違うような何かクリエイティヴなものを作り出したかった。」とは、スペインの創業間もない会社の創始者のイネェーゴ・アルディ氏。その言葉をたがわず、完成したのが赤ワインでも……続きを読む
24.04.2017
ゲヴュルツトラミネールはニュージーランド最高の白ワイン
ゲヴュルツトラミネールは熟成能力はリースリングに匹敵し、ニュージーランド最上の白ブドウ品種であるにも関わらず、そのポテンシャルを大きく見過ごされているとワインメーカーのニック・ノビロ氏は確信している。300年に渡るワイン造りの歴史を持つノビ……続きを読む
20.03.2017
ピノ・グリがソーヴィニヨン・ブランへの最強の挑戦者
何年もの間、ニュージーランドで影響力があり勢いのある第2の白ワイン品種を探し続けていたが、どうやらピノ・グリに落ち着きそうだ。ピノ・グリは過去7年間で植樹数が2倍に増え、約2,700ヘクタールとなっている。これは、ソーヴィニヨン・ブラン、シ……続きを読む
06.03.2016
EU、フェルトン・ロードのリースリングを販売停止
欧州連合(EU)で規定するアルコール濃度(ABV)制限以下の8.5%となったため、セントラル・オタゴにあるフェルトン・ロードは同ワイナリーのバノックバーン・リースリングのヨーロッパでの販売停止令を受けた。リースリングはフェルトン・ロードで売……続きを読む
08.02.2016
年季の入ったウィスキー樽で寝かせたユニークな新しいワイン:ジェーコブズ・クリークのダブル・バレル・シリーズ発売開始
ジェーコブズ・クリークは新しいプレミアム・ワインシリーズとなるジェーコブズ・クリークダブル・バレルシリーズでワイン製法の境界を広げた。ニュージーランド国内でもこのダブル樽製法を使用したワインが発売される。革新精神とユニークなワイン造りをした……続きを読む
24.05.2015
セントラル・オタゴワイン=ピノノワールとはもう言えない?!
2014年ニュージーランド・インターナショナル・ワインショーにおいて、予想に違わずセントラル・オタゴ産ピノノワールが全15の金賞のうち10個を占める結果となった。しかしながら興味深いことに、ピノノワールだけではなく10種の異なるカテゴリーに……続きを読む
05.10.2014
ワイン樽の中は懐かしの故郷の味
野生のプラム、ダークチェリー、松の香りと、ちょっとばかりのカヒカテア(ニュージーランドの常緑樹)マーティンボローでケンブリッジ・ロード・ワイナリーのマネージャーのランス・レッジウェル氏は、「空想的だと思われるかもしれない、とはいいつつも、「……続きを読む
14.07.2014
低アルコールワインの「明るい未来」
マールボロの13のワイナリーが、高品質かつ低アルコール、低カロリーを生産するためのよりよい手段を生み出すことを目的とする、業界最大の研究開発プロジェクトに投資している。7年計画のプログラム、ライフスタイル・ワインズが今年始めに発足、第一次産……続きを読む
05.07.2014
オーガニック市場の継続的成長
1983年に発足したニュージーランド有機産物生産者・消費者協会(NZBPCS)下の非営利組織でオーガニック認定組織のバイオ・グロは今年で30周年を迎える。同組織はニュージーランドにおける有機栽培市場を形成してきた。バイオ・グロの第一の目的は……続きを読む
29.10.2013
ワイン愛好家が気になる気候変動の影響
ニュージーランドの葡萄栽培にも気候変動が影響を及ぼす、との予想が出ている。気候変動がワイン製造に及ぼす影響に関するチリとカリフォルニアの研究者が出した研究結果によると、今後40年間でニュージーランドのワイン製造地域は168パーセントの伸びと……続きを読む
08.09.2013
ニュージーランドワイン輸出額、過去最高を記録
6月末までの1年間におけるニュージーランドワインの輸出額が過去最高を記録した。6月末までの過去1年間の輸出額は、前年比3%増加の12億1千万ドル(約930億円)であったとニュージーランドワイングロワーズが報告している。一方、2012年は収穫……続きを読む
31.08.2013
チリ産「ニュージーランド・ワイン」??
消費者擁護を訴える人気テレビ番組の元ホスト役で現在はウィマンズ・ウィークリー誌編集長のケヴン・ミルン氏は、ワイコウコウ・ヴァレーにあるオールド・ノース・ロードのピノ・ノワール(2012年)に添付されているラベルが誤解を招くという読者からの投……続きを読む
25.08.2013