気候変動からのメッセージを受け止めるワイン業界
気候変動が起ころうが起こるまいが、美味しいニュージーランドワインを味わうためにブドウ畑の試験場では様々な実験が行われている。 ニュージーランド・ワインセンター内に建設中の、植物・食品研究所の取り組みの一環となる試験的未来型「ヴァーチャル・ブ……続きを読む
28.06.2023
マールボロのサブリージョン・ワイン地図
アペラシオン・マールボロ・ワイン(AMW)は、マールボロのワイン地図を作成し、サブリージョンの影響を明確にした。 AMW会長のジョン・ブキャナン氏は、「50年の歴史と約3万ヘクタールの実績から、マールボロにおける微気候とスタイルの特徴をはっ……続きを読む
12.04.2023
ブドウの収穫目前にサイクロン被災
サイクロン・ガブリエルでの北島の浸水地域にあるヴィンヤードへの被害状況は、依然として評価中だが、ワイン生産者は今年の収穫に向けて、後片付けを進めている状況だと、ニュージーランドワイングロワーズのフィリップ・グレガン氏は語る。 「2023年の……続きを読む
06.03.2023
消防士 安全なワイン業界を防衛
気候の急激な変化で、ニュージーランドでも異常気象の日が増加し、火災の危険度が高くなる季節が長くなると予想されている。ニュージーランド消防局のダレン・クロフォード氏は、「火災の規模が大きくなり、火災の発生頻度も高くなると思われる予測だ」と語る……続きを読む
09.01.2023
キャノピー・コンベンションへの挑戦
新しい研究プログラムでは、生産性と品質の向上を目指して、マールボロのブドウ栽培方法を「再考」している。 「太陽光をワインに再利用するつもりだ」と、クラウディ・ベイのテクニカルディレクター、ジム・ホワイト氏は、光合成をより効果的に利用するため……続きを読む
22.12.2022
スコット・ヘンリー方式でブドウ棚の実験
スコット・ヘンリー方式の仕立てをマールボロのソーヴィニヨン・ブランに施した2年間の試験成果が話題を集めている。 ネルソン・マールボロ工科大学(NMIT)のスチュワート・フィールド博士の報告では、「ウィザー・ヒルズでの過去2年間の試験とブラガ……続きを読む
02.11.2022
ニュージーランドにおけるワイン産業の将来を見据えた新たな研究
ブレナムの新たな実験的ブドウ畑は、将来的にニュージーランドのワイン産業への高品質なブドウの供給強化に貢献することになる。 ニュージーランドワインセンター(テ・ポカプ・ワイナ・オ・アオテアロア)内の新しい実験施設、エクスペリメンタル・フューチ……続きを読む
17.10.2022
マールボロ・サブ・リージョンの台頭
マールボロがワイン産地として成熟するにつれ、世界的に有名なソーヴィニヨン・ブランを造るアプローチにも変化が現れてきている。これまではソーヴィニヨン・ブランを最高峰へ高める努力に精を入れていたが、区画分けをし、各産地の多様性を強調しようとする……続きを読む
19.09.2022
2022年の各地のブドウ収穫状況
2022年ヴィンテージは、労働力不足、雨量過多、オミクロンの脅威を国内のワイン産地全域が直面した中で行われたが、結果としてタンクは満杯となり、市場からの需要は旺盛、そして、例外的とも言える晩夏を多くの人が楽しむ事ができた。収穫状況は厳しい状……続きを読む
09.08.2022
需要が高いニュージーランドワイン
マールボロ産のソーヴィニヨン・ブランの人気が衰える兆候すら見せない成功が故、被害を被っている面もあるようだ。ソーヴィニヨン・ブラン以外で楽しめるワインもあるのが、スーパーの棚を見ているとそうとも言いがたい状況だ。 ニュージーランドのブドウは……続きを読む
07.06.2022
ニュージーランド、アースデイに持続可能性に対する確かな実績をアピール
ニュージーランドワイングロワーズ(NZW)は、2022年の業界全体のサステイナビリティレポートを発表し、より持続可能な道への大きな前進を示すとともに、世界のワイン産地のエコリーダーとなる目標を再確認した。 「長く白い雲がたなびく国」というふ……続きを読む
17.05.2022
今年の収穫は通常に戻りそう、に安堵の声
世界各地からの需要と手持ちの在庫が減少するなか、ニュージーランドで2022年最初となるブドウが収穫され、関係者からは今年の収穫量増加が強く望まれている。 ニュージーランドワイングロワーズ・ヨーロッパ支部のクリス・ストロード部長は、「感想を述……続きを読む
07.04.2022