NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
06.10.2021
ニュージーランドワイン業界、隔離免除渡航(QFT)の発表を歓迎

ニュージーランド・ワイングロワーズは、10月よりサモア、トンガ、バヌアツからの認定季節労働雇用主(RSE)の雇用者の隔離免除渡航(QFT)を開始するという政府の決定を歓迎している。

今回の発表は、ブドウの栽培シーズンが成功するための基盤となるRSE労働者に頼っている多くの生産者にとって安心材料となる。

ニュージーランド・ワイングロワーズのCEOであるフィリップ・グレギャン氏は、次のようにコメントしている。
「RSE労働者のQFT渡航が確約されたことは、我々にとって大きな後押しとなる」

「冬の剪定シーズンには、労働力の供給が非常に難しくなっていた。QFTの開始により、ブドウの成長期に向けて労働者の確保が可能となる」

「労働力不足の問題は、ニュージーランド・ワイングロワーズとって極めて重要な優先事項であった。今後も政府と積極的に協力し、特に現在の警戒レベルにおけるRSE労働者の安全な渡航を保証するため、詳細を検討していく」

「我々は園芸業界の関係者とともに、業界が必要としている熟練労働者を確保するために、かねてより政府と協力してきた」

「やるべき仕事をこなしプレミアムワインを造り続けるためには、海外からの労働力を継続的に確保することが非常に重要となる」

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