NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
22.02.2007
NZがニューワールドのワイン・ラベル表示協定に調印

ニューワールド・ワイン生産国であるNZ、オーストラリア、カナダ、アメリカ、チリ、アルゼンチン、メキシコ、南アフリカがメンバーとなっているワールド・ワイン・トレード・グループ(WWTG)が先月ワイン・ラベル表示協定を制定、参加各国が調印した。

NZ通産大臣のフィル・ゴフ氏はこれを歓迎し、下記の通りコメントを発表した。
「我々と同じく、ニュージーランドワイン生産者達もこの前向きな成果を好意的に受け止めている。必要表示内容が明確になったことにより、さらにわかりやすいラベル表示ができ、生産者にとっては輸出時のコスト削減にもつながる。また消費者のワイン選びもより容易になるであろう。
今回の結果は、ニュージーランドワイン・グローワーズを中心としたニュージーランドワイン業界全体が政府と密になって協力し合い、彼らの多大なる貢献があってこそ生まれたものだと考えている。」

このラベル表示協定には主要項目とされる、商品名、アルコール度数、容量、生産国と、その他に生産者や輸入国それぞれが必要と判断する項目を表示するというもの。これは現行のニュージーランド国内での規制の枠組みに沿ったものとなっている。

ゴフ氏は最後に、「同協定は貿易を促進し、ニュージーランドにとって年々重要性を増しているワイン産業のさらなる活性化にもつながることを期待したい。」とまとめた。

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