NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
07.04.2014
ニュージーランドのワインブランド、拡大のため新オーナーへ

数々の受賞歴を誇るニュージーランドの一連のブランドが、オーストラリアを代表するワイン会社であるアコレードワインズにより買収された。アコレードワインズは自社の世界的販路を生かしブランド拡大を目指す。

昨年11月、土地情報省海外投資局の承認待ちと発表されたこの交渉は規制認可を経て成立、買収されたのはマッド・ハウス、ワイパラ・ヒルズ、ダスキー・サウンズ、ヘイメイカー、スカイリーフなどのブランドと、ワイパラ・ヒルズのセラードアーとカフェの資産、事業が含まれている。

アコレード・ワインズのアジア・パシフィック地区ジェネラル・マネージャーのマイケル・イースト氏は次のようにコメントしている。
「アコレード・ワインズは、ニューワールドワインのラインナップを強化することに意欲的で、すでに存在するブランドを探していた。今回買収したブランドはどれも素晴らしく、マールボロのソーヴィニヨンブラン、セントラル・オタゴのピノノワール、ワイパラヴァレーのリースリングやピノグリを含むアロマティック品種、というように主要産地のブドウ品種がカバーされている」

またイースト氏は「ニューワールドワインを低価格のバリューワインから中価格帯、プレミアムカテゴリーまでを網羅した包括的サービスを提供するというアコレードのグローバル戦略がより強固なものとなるであろう」と続ける。

アコレード・ワインズは、アコレード・ワインズ・ニュージーランドの新ジェネラル・マネージャーで元マッド・ハウスCEO、MJローザ氏を筆頭に、ワインメーカー、栽培家や契約農家やサプライヤーなど主要な人事をそのまま引き継ぐ。

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