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ワイン&スピリッツ・エデュケーション・トラスト(WSET、世界最大のワイン教育機関)はニュージーランド・ワイン生産者協会を新たに財務援助のパートナとして迎えた。
ニュージーランド・ワイン生産者協会はブロンズ企業パトロンとして参加し、さらなるコースと資格開発を世界各地で提供すべくWSETに必要な資金源を供給する。この提携関係はニュージーランドでのワイン教育への強い関心から現実化したもの。同国で認定されている7つの教育プログラムへの参加数は、昨年比で24%の上昇があったと、WSETは報告している。 「世界中の主要ワイン製造国でのワイン教育への増大する需要」を反映している、と二つの組織の共同宣言で述べている。
WSETの最高経営責任者 のイアン・ハリス氏は、「ニュージーランド・ワイン生産者協会のような多大な影響力を持つワイン業界の国際企業をパトロン・ネットワークに迎え入れることが出来て、非常に光栄に思う。ニュージ-ランドは世界のワイン業界でも重要な役割を果たして居り、素晴らしい味のワインを世界中の何百万人もの消費者に提供している。ニュージーランド・ワイン生産者協会との今後の共同作業と共通のビジネスゴール達成に向けての共同体制を構築できることを楽しみにしている。」
ニュージーランド・ワイン生産者協会は同国のブドウとワイン部門の国を網羅する組織で、世界でも唯一となるワイン生産者の協力団体と言われている。
2019年6月末のニュージーランドのワイン輸出は現時点で、18.3億ドルで、同国の輸出品の中で第6位の製品となっている。
提携の一環として、WSETはニュージーランド・ワイン生産者協会の教育の目的と主要輸出市場(現在100か国)での援助をすることになっている。
ニュージーランド・ワイン生産者協会の会長のフィリップ・グレガン氏は、1969年に成立された50年もの長い間存在するWSETからの「多大な貢献」に敬意を表している。
研修・教育は「ワイン業界の未来のリーダーと影響力ある人々」を形成するだけでなく、世界中の消費者にとりワインをより近寄りがたく、楽しいものになるようするだろう、とグレガン氏は語る。