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ウェリントンのワイン&ホスピタリティのプロ3人が、ワインの複雑さをシンプルかつ楽しく興味を持って理解できるよう、ワインの現代語を生み出した。
ウェリントンのノーブル・ロット・ワインバーとノーブル・ワイン・デリバリーのソムリエ3人組、マチェイ・ジムニー、ジョシュ・ポイントン、ジェシカ・ウッドは、ワインオジという新しい絵文字スタイルのワインテイスティング言語を発表した。
「あるワインがどんな味なのか、お客様から聞かれる事が何度もあり、選択肢が多すぎてどれか一つに決めるのが大変だった」とポイントン氏は言う。
「多くの人にとってワインを選ぶことは、スーパーマーケットであれ、レストランであれ、自分自身や大切な人のためにオンラインで注文することであれ、複雑で躊躇するもの」
地元のグラフィックデザイナーの協力と、何ヶ月にも及ぶ試飲と企画を経てワインオジは誕生した。このシステムは、消費者が何を購入するかという当て推量を排除し、好みに合うワインを楽しめるというもの。
また、3人はニュージーランドと世界の標準的なワインスタイルのワインモジプロフィールを作成し、地域のワインの風味の特徴をゲーム感覚で学べるようにした。
ワインオジを使用するために、ワイン生産者は例えば甘口、辛口、酸味、樽香など、ワインの構成を簡単に参照できるデジタルカードと実際のカードを受け取る。
「特にクラフトビールやスピリッツのような他の飲料産業がこの点では進んでおり、ワインコミュニケーションに新鮮で現代的な解釈を必要としているため、生産者からのフィードバックは大変ポジティブだ」とウッド氏は話す。
「つまり、生産者にとってはビジネスを促進し、自分達のワインの知名度を上げ、全く新しい市場を開拓するための革新的な方法だと確信している」
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