NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
26.02.2025
ゼブラ・ストライプ~最新の飲酒トレンド

ゼブラ・ストライプとは、ビールやワイン、スピリッツを飲みながら、アルコール飲料とノンアルコール飲料もしくは低アルコール飲料を交互に飲んで社交する最近のトレンドだ。

英国の成人の25%が、1回の社交の場でアルコール飲料とノンアルコール飲料を交互に飲んでいると推定されている。

「友人や家族と責任ある付き合いをすることの重要性と、それが私たちの健康にもたらすプラス効果を過小評価すべきではない」とNZABC事務局長のバージニア・ニコルズ氏は話す。

10か国を対象とした IWSR2024国際調査によると、ノンアルコールおよび低アルコール飲料市場は、進化する消費者行動とノンアルコールの勢いに後押しされ、変革期を迎えている。

ニュージーランドにおけるノンアルコール・低アルコール飲料の成長は、節制の傾向や、近年NZの醸造所、蒸留所、ワインメーカーが選択肢を増やし、風味をより良いものにすることでノンアルコール・低アルコールのビール、ワイン、蒸留酒を充実させるための技術革新に投資してきたことが背景にある。

「ニュージーランドの成人人口全体でも、ノンアルコール飲料や低アルコール飲料が増え続けている」とニコルズ氏は言う。

「独自の消費者調査によると、回答者の55%が過去1年間に低アルコール飲料を飲んだと答えた(2020年の40%から上昇)」

「最も一般的な理由は、車を運転するため、飲料の消費量を記録しているため、健康との幸福のため、低カロリー飲料を求めているためであった」"

ニュージーランド国民の健康と福祉に関する情報を提供する毎年恒例のニュージーランド健康調査の最近の発表によると、ニュージーランドの成人の83.4%(5人中4人以上)が責任を持ってビール、ワイン、蒸留酒を飲んでいることがわかった。

これは過去4年間で4.7ポイントの増加である(2019/20年は78.7%)。過去4年間の成人の危険な飲酒または有害なアルコール摂取は16.6%(2019/20年は21.3%)に減少した。

NZ統計によると、1人当たりのアルコール消費量も1986年以来30%減少している。

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