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プレミアム・ブティック・ワインの産地として知られる北島南部マーティンボローのワインメーカー達は、今年の素晴らしいヴィンテージを「ビッグ&ビューティフル」と表現している。
あまり恵まれたとは言えないヴィンテージが続いた後、昨年から2年連続での高品質、高収穫量は地元ワイナリーにとって大きな違いを生むと見られる。
「必要としていた品質と収穫量をまさに得ることができた」とはワインズ・フロム・マーティンボロー代表ジェニン・トゥロック氏の弁。
ワインメーカー達からも今シーズンは理想に近いものであったとの報告があがっている。安定した気候に恵まれ、開花から着果も最高の状態で進み、春の霜害もほとんどなく、2月には必要な降雨量も確保できた。そして3月から4月にかけては温暖な日が続き、果実は理想的な状態で成熟期を過ごした。その結果、収穫は例年より若干早くスタートし、非常にスムーズに進んだ。
「今年良いシーズンとなったことは、ワイナリーにとっても国内外の既存マーケットを維持することはもちろん、マーティンボロー・ワインが非常に高い価値のあるものとして、新規プレミアム市場へ参入することへの自信にもつながるであろう。多くのコメンテーター達から市場の衰えを予測する声を聞くが、我々のプレミアム・ブティック・ワインはコンスタントに売れている」と話すのは、マーティンボロー・ワインの生みの親の1人とされる、ドライ・リヴァー・ワインズのニール・マッカラン氏。
マーティンボローは国内で最も小さなワイン産地ながら、主要品種であるピノ・ノワールが早くから国際的高評価を受けていることで知られている。マーティンボローはまた、独自の多様性を持ち、他にもさまざまな品種が生産されており、ピノ・ノワール同様各賞受賞歴も多い。
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