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ワイヘキ島にある小さなブティック・ワイナリーが世界の頂点に立つシラーを造った。
ケネディ・ポイント・ヴィンヤード2007シラーが先日行われたロンドン・インターナショナル・ワイン・チャレンジにてトロフィーを取ったが、これは単なるコンペティションでのトップを位置づけるものではない。数あるワイン・コンペティションのうちでも、最も名誉あるコンペティションであり、また、同ワインはベスト・ニュージーランド・レッド・ワインとしても評価されている。
フランスのローヌやオーストラリアのシラーズと言った銘々たるワインが参加した中での堂々一位という結果
に、設立後10年というワイナリーが評されたのである。
アメリカ人カップルである、ニール・クニムラ氏とスーザン・マッカーシ氏により1996年に設立されたケネディ・ポイント・ヴィンヤードであるが、彼らは自分たちのヴィンヤードを設立するため世界中を旅し、目的とするボルドー・スタイルのワインを造るのに、ニュージーランドのワイヘキ島が一番適していると決断し、ワイヘキ島の現在地に土地を購入、カベルネ・フランやメルロー、マーベックといった品種を植えた後、すぐにシラーの栽培も始めた。
低収穫に徹し、手摘み、品質にこだわった結果が今回の受賞に繋がっている。
ケネディ・ポイント・ヴィンヤードは年間3000ケース程度のブティック・ワイナリーだが、その半分はアメリカとイギリスに輸出されている。また、同ヴィンヤードはオリーブ・オイルの栽培でも有名であり、また、セラー・ドアーにはレストランもあり訪れる人達を歓迎する。
トロフィー・受賞間もなく受賞した2007年のシラーは売り切れになったという。
※NZ-wines.co.nzより追記
2008年のニュージーランドワインフェアー東京にも出展しているこのワイナリー、お取引をお考えの業者様はこちらよりお問い合わせください。
http://www.nz-wines.co.nz/trade/