NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
20.02.2011
オーガニック・ヴィンヤードが増加中
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市場の需要とサステナビリティの強化が、ニュージーランドにおけるオーガニック・ワイン生産の大幅な拡大の原動力となっている。
現在115のヴィンヤードにておよそ1500ヘクタールがオーガニック・ヴィンヤードとして運営されている。これは全ヴィンヤードの4.5%にあたる。
3年前は8生産者のみだったオーガニック・ワイングロワーズも、現在では160生産者にのぼる。
オーガニック・ワイングロワーズ代表のジェームス・ミルトン氏によると、2020年までに国内の20%のヴィンヤードがオーガニック化するという目標も実現可能だろうとのこと。
ニュージーランド最古のワイナリーである、ホークス・ベイのミッション・エステートでは、3年間の試験的プロジェクトとして、現行の栽培方法のブドウとオーガニック栽培のものとを隣同士の区画で同時に育てることにより、オーガニック・ヴィンヤードへの切り替えを試みている。
ブドウ栽培家のケイン・トンプソン氏は、今回のプロジェクトにより、オーガニックと現行の栽培方法におけるそれぞれのメリットを比較できると話す。
プロジェクトの様子は、実際にヴィンヤードを訪れたりオンラインでも確認することができる。
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