NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
18.05.2007
2007ヴィンテージ、早くもリリース

収穫後9週間足らずのマールボロ・ソーヴィニヨン・ブランが5月8日、早くも店頭に並んだ。
先頭を切ったのは、昨年に続きクーパーズ・クリーク。今年は、昨年の2倍となる約1300ケースを生産している(昨年のヴィンテージはわずか6週間で完売)。

クーパーズ・クリーク・マーケティング・アンド・セールス・マネージャーのジェイソン・ウィルキンソンはこの早期リリースについて、「2007ヴィンテージがどのような出来かを早く知りたくてみんなうずうずしている。何かを誰よりも早く、最初に行うということは愉快だ。」と冗談まじりに話しながらも、当年ヴィンテージを早期に市場に出すことは、レストランのワインリストにもいち早く反映されるなど、実益が大きいことも明かしている。

今回リリースされたソーヴィニヨン・ブランのブドウは、マールボロ・ブランコット・ヴァレーの単一畑で3月28日に収穫されたもの。
同ワイナリー・ワインメーカーのサイモン・ナンズ氏によると、昨年のものと近いものに仕上がっており、発酵過程全体を通して素晴らしい香りと味わいを持続していたとのこと。
「フレッシュさに満ち溢れたこのソーヴィニヨン・ブランを、今リリースしない手はない。」と笑顔を見せる。

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