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ニュージーランドワインニュース
NEW! 05.10.2020
ワイナリーがニュージーランド土着の鳥、マトゥク保護へ

オークランド西部のワイナリーの団体、ワイナリーズ・アワト・ウェストは、37ヘクタールの原生林や湿地を含む保護地マトゥク・リンク保護をサポートとの誓約をした。この保護地の名前の由来のニュージーランド土着のペリカン目サギ科のマトゥクの保護をしている。

かつてはニュージーランドに無数生存していたマトゥク(オーストラリア・サンカノゴイ)は現在1000羽の生存しか確認されておらず、絶滅の危機に瀕している。減少の主な原因は彼らの餌の捕獲と巣である湿地帯がこの数十年で劣化したためだと考えられている。

ニュージーランド国内の湿地の中で、特に西オークランド地区の湿地は、マトゥク同様に10%以下しか残っていない。洪水防止、水の浄化、気候変動の影響防止にも湿地は鳥のみならず、人間にも重要な役割を果たしている。

ワイナリーズ・アワト・オークランドは会員ワイナリー(ウェストブルック、クーパーズクリーク、ソルジャンズ、バビッチ、ザ・ハンティング・ロッジ、クメウ・リヴァー)からのワインを厳選し、組み合わせた特別ワインパックを用意し、このワインパックが一パック販売される度に$6をマトゥク・リンクへ寄付するとの宣言をした。

「過去100年前からうちの家族はオークランド西部でのワイン造りをしている。だからこの土地でワイン業に携わる我々が、豊かな伝統を作り上げてくれた環境に貢献する責任を担っている。 これまでも個々のワイナリーはそれぞれが環境への貢献はしているが、団結し、とかく見逃されてしまう問題へ、私達が育ってきた生態を保護できるのは素晴らしい」とはバビッチ・ワインズの3代目のCEDのデビッド・バビッチ氏は言う。

マトゥク・リンクは非営利慈善団体で、地元の企業や個人の募金で成り立っている。マトゥク・リンクのジョン・スミッチ理事はワイナリーズ・アワト・ウェストのサポートを非常に喜ばしく感じている。「マトゥクのような湿地やそこにひっそり生息する生物への認識を高めるのは非常に大切だ。ワイナリーがそのために協力してくれてとても頼もしい。湿地帯は人間に例えると腎臓のような機能を果たし、自然と人間の生態系の重要な一部だ。」

ワイナリーズ・アワト・ウェストの販売する特別ワインパックはそれぞれの会員ワイナリーとオンラインで購入可能。https://www.westbrook.co.nz/wine-detail/wineries-out-west-mixed-6-pack/314

オークランド市内から車で30分のところに、オークランドワイン・カントリーの発祥の地がある。この地のワイナリーの歴史は1916年から始まった。ニュージーランドのワイン業界の中でも最も名の知られているワイナリーからブティック・ワイナリーまで幅広いワイナリーを発掘できる。

地元で栽培されたブドウからの数々の賞を授賞した素晴らしいワインも、ホークスベイ、ギズボン、マールボロー、セントラル・オタゴなどからのブドウから作られた同様に傑出したワイン迄選択肢は広い。

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