NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
30.08.2006
2010年には10億ドルの輸出目標
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NZのワイン産業は、20年前には“実質的には破産状態”だったものを、昨今の輸出収入のお陰で何とか建て直し、5億1200万ドルの収入を得た。しかし、実際はもっと収入が上がっても良いはずだったとニュージーランドワイングロワーズ代表のブライアン・ヴィエチェリ氏は語った。
今年は7億ドル近い成果が出ており、2010年には10億ドルへ届く事を目標としているという。また、この10億ドルの輸出収入とは別に、5億ドルの国内売り上げがあるこの産業は、NZにとって重要なコマとなる。
「10年前は、ワインの輸出事業が5億ドルを越す収入をもたらすなど、誰も思わなかった。また、同様にこの売り上げ以上の数字を残すチャンスもあった。適当な、チャンスが今後与えられれば、数字の増大は疑うところはない。」と同氏は語り、現状の成功に満足せず、更なる前進を心がけるように促した。
1973年にマールボロにブドウの木が植樹され、1982年にロンドンでニュージーランドワインが名声を得て、昨今のスクリュー・キャップの導入を見ればわかるように、常にニュージーランドワインは前進してきている。
また、国内の小規模なワイナリー(ブティック・ワイナリー)は、スタイル、産地、ブレンド、シングル・ヴィンヤード・ワイン、オーガニック、ラベル・デザインなど、個性を確立ことにより、市場の活性化がなされると見られている。
同様に、ワインに対する税金など、政府の規制緩和がなければ、現在、小規模ワイナリーが抱えている資金問題を解決出来ないと、ヴィーセル氏は指摘している。
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