NZワインニュース一覧
ニュージーランド最大の個人経営ワイナリーとしておなじみ、ヴィラ・マリア・エステートのワインが先日オーストラリアにて開催された、第10回 クール・クライメット(冷涼気候)・ワイン・ショー※において、またも快挙を成し遂げた。
オーストラリア(主にモーニントン半島、ヤラ・ヴァレー、タスマニア島)とニュージーランドのワインに加え、北半球からのワインも年々エントリーが増加しており、今回は140ワイナリーから650以上のワインが出品され、全15トロフィーのうち3部門ものトロフィーがヴィラ・マリアに渡った。
ヴィラ・マリア・オーナーのジョージ・フィストニッチ氏は、次のようにコメントしている。
「今回の結果は、ヴィラ・マリアにとって大変意義深い成果であり、我々がニュージーランドのヴィンヤードで栽培しているブドウがプレミアムな品質であることがよりはっきりと証明されたと信じている。全トロフィーの2割を受賞できたのはとてもエキサイティングなことであり、何より最優秀ワイナリーとして認められたことは大きな栄誉である。また、ピノ・ノワールやシャルドネ,ソーヴィニヨン・ブランなどは冷涼気候を代表するブドウ品種であるが、その中で例外的にニュージーランド・シラーが冷涼気候ワインとして評価を受けたのは非常に喜ばしいこと。もちろんピノ・ノワールが引き続き成功していることにも満足している」
ヴィラ・マリア・エステートのトロフィー受賞結果は以下の通り。
ベスト・マチュアー・ヴィンテージ・クール・クライメット・エステート (最優秀熟成ヴィンテージ生産ワイナリー)
- ヴィラ・マリア・エステート
ベスト・ピノ・ノワール 2007
- ヴィラ・マリア・リザーヴ・ピノ・ノワール 2007 (Villa Maria Reserve Pinot Noir 2007)
ベスト・エステート・メイド・アンド・ボトルド・レッド (最優秀生産者元詰め赤ワイン)
- ヴィラ・マリア・セラー・セレクション・シラー 2006 (Villa Maria Cellar Selection Syrah 2006)
※ここでの冷涼気候ワインとは、南緯37.5度以南、北緯37.5度以北、もしくは南半球では1月、北半球では7月の平均気温が19度以下の地域で栽培されたブドウから生産されたワインを指す。
関連のあるニュース