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「ニュージーランド人は、母国で生産されたワインを好む」という結果が、リカーランド・トップ100が行った「ニュージーランド人のワイン習慣」調査で明らかになった。
1700の回答数の内、91%もの人が「輸入ワインよりも国産を選ぶ」と答えた。
一方約3割(37.4%)の人は、「国産でおいしければ産地にはこだわらない」と回答している。
リカーランド・トップ100のディレクターで、著名なワインコンサルタントとしても知られるベリンダ・ジャクソン氏は、ニュージーランド人が国産ワインを好むことは驚くべきことではないと言う。
「ニュージーランドは、品種を問わず高品質ワインの生産国として世界的にその名を知られており、ニュージーランドワインは世界中のワイン愛好家やレストランに大人気」(ジャクソン氏)
また、今回の調査では、ソーヴィニヨン・ブランが一番人気のある品種で、87.1%の回答者が同品種を飲んだことがあるとし、続くシャルドネは86.8%を占めた。
一方、ニュージーランド人はワイン選びの際、あまり冒険を好まないのか、シュナン・ブランとヴィオニエを飲んだことがあるという人はそれぞれわずか17.6%と22.9%に留まった。
これについてジャクソン氏は次のように話している。「ニュージーランド人は一般的に、あまり聞きなれない品種よりも、ソーヴィニヨン・ブランやシャルドネなど、自分達になじみのある品種にこだわる傾向がある。リカーランド・トップ100では、20のワインカテゴリーに分かれているので、審査員達が認めた新たな品種を試してみる良いきっかけになるのでは」
今年で16年目を迎えるリカーランド・トップ100は、ニュージーランド最大の消費市場向けワイン・コンテストで、今回は1,487のエントリーがあった。
10月2日に発表された審査結果は以下URLに公表されている。
今年見事チャンピオンに輝いたのは、マッド・ハウス・マールボロ・ソーヴィニヨン・ブラン 2009。
http://www.top100.co.nz/#winners
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