NZワインニュース一覧
ニュージーランド政府は先日、あるイニシアチブへのサポートを表明した。
そのイニシアチブとは、ニュージーランドワインがアメリカにてそれぞれ最高のワインリスト、ワインショップ、個人所有のワインセラーに参入することを目的としたもの。
21のワイナリーが厳格な審査をクリアし、スーパー・プレミアム・ワイン活動の大使に任命された。
このワイナリー・グループの代表であるスティーブ・スミスMW(マスター・オブ・ワイン)は、これまでに関わってきた中でもやりがいがあり、わくわくするプロジェクトの1つであると話す。
また、スミス氏は以下のように続ける。
「これはとてつもないプロジェクト。我々は2年間かけて、ソムリエ、ワインバイヤー、コレクター、メディアに対し、『ニュージーランドは世界一のワインの一部を生産しているため、アメリカの素晴らしいワインリストには必ずニュージーランドワインが掲載されるべき』と説得してきた。選ばれたワイナリーの代表者達は、ワインビジネスにおいて国内最高のブレーンの集まりなので、早くこのプロジェクトをスタートさせたくてうずうずしている」
2年間かけて企画、調査が進められたこのプロジェクトは、アメリカで9月に始動する予定。
スミス氏は、ただワインだけが関係するプロジェクトではないとも話している。
「良質のワインを本当に理解するためには、そのワインのバックグラウンドを知ることが必要。そのため我々は、人や土地、食と文化についても伝えていく。それぞれのワインにはこれらすべてが織り合わさっているため、唯一無二で魅力的なストーリーが生まれる」
今回のプロジェクトに参加するワイナリーは以下の通り。
Amisfield Wine Company
Ata Rangi
Cloudy Bay Vineyards
Craggy Range Vineyards
Escarpment Vineyard
Felton Road
Kumeu River Wines
Mt Difficulty Wines
Muddy Water Wines
Nautilus Estate
Neudorf Vineyards
Palliser Estate
Pegasus Bay Winery
Quartz Reef
Saint Clair Family Estate
Seresin Estate
Spy Valley Wines
Trinity Hill
Vavasour
Villa Maria Estate
Vinoptima Estate