NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
02.07.2017
米市場で、ニュージーランド産ワインは第3位

アメリカのワイン分析を専門とするゴンバーグ・フレドリクソン・アンド・アソシエーツ社の2016年度のワイン販売量に基づくレポートによると、アメリカ市場でニュージーランドがオーストラリアを押しのけて第3位となり、5.79億ドルの輸入価格を達成したと報じている。上位にはまだまだイタリア(輸入価格28.3億ドル)フランス(輸入価格23億ドル)という強敵が君臨している。世界各国のワイン生産量では、イタリアとフランスはそれぞれ15%の生産をし、オーストラリは4%を生産している。

ニュージーランドワイン醸造者協会のフィリップ・グレゴン氏は「この調査で使われている輸入価格とはアメリカに到着時までの運送費、保険などコストを含むものであり、2016年6月の時点では、ニュージーランド出発時は4.6億ドル相当のワインが輸出された。ニュージーランドのワイン生産量は世界の1パーセント以下にしか過ぎないのに、世界最大のワイン市場で価格的に第三位を達成したのは、驚くべく活躍だ。」とニュージーランド産ワインの健闘を讃えている。

レポート執筆者のジョン・モラマルコ氏は、「ニュージーランド産ワイン、特にソーヴィニヨン・ブランはアメリカで絶大の人気があり、市場全体の中で最も急速な伸びを示していて、今後の販売量の増加が期待される。ニュージーランド産ワインの品質と価値を鑑みると、この急成長は、驚くことではない。」と言う。

オーストラリアはアメリカと自由貿易協定(FTA)を結んでいるために優位になっているが、ニュージーランドはリットル毎に6.3セントの関税がかけられている。1990年代後半からのアメリカ向けワインは、なんと3600%の増加となり、2015年比だと11%の成長となっている。ニュージーランドのワイン総輸出量は、過去最大の記録となり、2017年1月末の統計では、16.1億ドル相当で、5%の増加となっている。ニュージーランド産ワインは、現在世界90か国以上に輸出され、ワインはニュージーランド全産業の輸出高では第7位を占めている。

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