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現在50回目のヴィンテージを祝賀中のヴィラ・マリア・エステート代表、ジョージ・フィストニッチ卿が、ロンドン・インターナショナル・ワインフェアにおいて、飲料ビジネス界の「マン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。
イギリスのワイン商、ハッチ・マンスフィールドのマネージング・ディレクターである、パトリック・マクグラス氏(マスター・オブ・ワイン)が、現在アジアに出張中のフィストニッチ卿に変わって今回の賞を受け取った。
ドリンク・ビジネス・アウォーズ・セレモニーは今回で9回目。毎年飲料業界に精通した審査員達により、19カテゴリーの賞が選出される。フィストニッチ卿は、そのリーダーシップと、ニュージーランドワインの先駆者として業界を牽引してきた業績が称えられた。
1961年、父からオークランドのマンゲレの5エーカーの土地を借りたフィストニッチ卿は、たった1エーカーのブドウ畑からスタートした。そして翌年の1962年に初収穫したブドウで最初のワインを醸造。1960年代は妻ゲイルの手を借りながらも、フィストニッチ卿ほぼ一人でヴィラ・マリアは運営されていた。1970年代に入りスタッフを雇うようになり、ワイナリーも急激に成長した。
現在では社員の数は250名以上にのぼるが、100%家族経営を貫いている。
オークランドとマールボロに最先端のワイナリー設備を持ち、世界50カ国以上にヴィラ・マリアのワインが輸出されている。
品質にこだわり続ける姿勢が、30年以上に渡り毎年ニュージーランドのワイナリー中で最多の賞を受賞することにつながっている。
以下、フィストニッチ卿のコメント。
「今回の受賞を大変喜んでおり、何年にも渡り我々の成功に貢献してくれた全ての方々、ニュージーランド国内および海外のヴィラ・マリア・チーム、そしてイギリスのハッチ・マンスフィールド・チームにもお礼を申し上げたい」
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