NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
01.07.2012
手積みのブドウが良いとは限らない?!
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最高品質のワインを造るにはブドウの手摘み収穫は絶対条件という伝統的考えが、オークランド大学の研究によって改められた。
研究結果によると、世界的に評価が高いニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランは、機械収穫の方がアロマの特徴がよりはっきり表れるという。
この結果をポール・キルマーティン准教授がアメリカで発表した。
「高品質ワインは手摘み収穫するべきであるが、収穫規模が大きいワイナリーにとっては難しいということがこれまで課題とされていた。しかしながら、今回マールボロの典型的なアロマを持つソーヴィニヨン・ブランには機械収穫が最適という結果が出た。
もしソーヴィニヨン・ブランでパッションフルーツ系シトラスのアロマを顕著に出したいなら、ワインメーカー達にとって機械収穫と適切な量の二酸化硫黄は欠かせない」とキルマーティン准教授は話す。
また同准教授は、今や機械収穫はニュージーランド国内でも海外でも広く行われているが、ブドウの品質と純度では2番目に最適な方法と考えられてきた、ともコメントしている。