NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
16.12.2012
チャンピオンたちのワイン

広告主は自社製品を推奨し、製品と写真と納まってくれるトップクラスのスポーツ選手をやっきで探している。例えば、テニス選手のロジャー・フェデラーは、某社のテニスラケットを使用、スポンサーのロゴ入りのシャツを着用、某航空会社で移動、某社の時計を腕にはめるだけで、既に輝かしいテニスの業績に加えて、商業的勝利を勝ち取る。試合の賞金額だけでもかなりの金額で、その上、歩く宣伝塔としての国際的スポーツスターの収益はその比較にならないほど多い。

フェデラーや他の選手は宣伝からの投資を引きつける魅力と実力を持ち合わせ、非常にうまくやっている、と言えよう 。ニュージーランドで大人気のオールホワイトの選手のライアン・ネルセンは、サッカー史上で世界的な選手と知られているが、最近はニュージーランド産のワインにまで自分の冠をつけて販売開始した。RNワインズはファイン・ワイン・デリバリー社の取締役のジェフ・プール氏との共同事業である。35歳と言う年齢は通常輝かしいスポーツ人生の衰退期ともなる年齢だが、ニュージーランド・ワインをこよなく愛すネルセンは、ワインが自分のスポーツ人生の終盤で戦略的な防衛力となると考えていた。

若い頃アメリカ合衆国の著名なスタンフォード大学で政治学専攻をした経験をネルセンは無駄にしていなかったようだ。ある程度の水準の生活をワインだけで維持できる人は少ないから、他のところから収入源を確保すべきだ、と彼は知っていた。ワインは情熱であるが、ワイン製造からの儲けはさほど大きいものでない。品質の良いワインを、競争力あり、買いやすい値段で、しかもニュージーランド・ワインの特色の純粋なフルーティで、しかも独特のスタイルを作り出す、という考えからプール氏と手を組むことにした。

ラベルに使われた線条のデザインはネルセン家の紋章、盾は彼のポションだったディフェンスとリーダーシップを象徴し、背景の白は長年オールホワイトの主将を勤めていたことを表している。

葡萄は何箇所からの畑で収穫され、ワインは地元で造られているが、プール氏は実際にどこで、誰が造っているかについては、言及していない。まあ、これがワインの神秘性を引き出すのだったら、マーケティングの一つとしてしまおう。現在のポートフォリオにはマールボロ産のソーヴィニヨン・ブラン、 セントル・オタゴ産のピノ・グリとピノ・ノワール、そして情熱的なホークス・ベイ産のシャルドネの4種類がある。

ゴルファーのグレッグ・ノーマンやアーニー・エルスたちも自分の名前を冠とするワインがあるし、ミハエル・シュッマーハーもしかり。ニュージーランド人のスポーツ選手だってそれにあやかってもいいだろう。

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