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南半球で最古の歴史がある、著名なワインオークションが11月の開催を前に既に満員御礼となったことが正式に発表された。ホークスペイ・ワイン・オークションは今年で24年目を迎えるもので、ごく最近オークション形態を大幅に変更したばかりだ。当然このオークションのオーガナイザーのアナベル・タプリースミス氏は、チケット完売を非常に喜んでいる。11月14日にホークス・ベイのオペラ・ハウス・プラザで開催予定の次回オークションは多くの珍しいワイン出品が決まっており、怒涛のような入札の声が会場の屋根も吹き飛ばしてしまうほどの喝采が予想されている。
「実際のオークションが開催する2ヶ月前からも満員御礼となっている今回のオークションは、ニュージーランドの技量ある素晴しいワイン醸造家たちを賛美するのにふさわしいショーケースとなるであろう。今年は、これまで購入不可能であった、真にユニークな製品がオークションにかけられる」とタプリースミス氏は言う。
ワイン・ライターのイヴォンヌ・ローキン氏も同様に「クランフォード・ホスピス基金信託への寄付金集めのために今年のワインオークションに寄付されたワインリストから明確に言えることが2つある。まず、寄付されたワインはそんじょそこらで買える類のワインではないということ。ホークス・ベイは3年連続し素晴らしい収穫があった。これは非常に珍しいことである。言い換えると、2013、2014、2015年からの素晴らしいワインが購入できる貴重な機会となるということ。さらに、このオークションでワインをせり落とすことが出来た人は、世界中のワインコレクターから羨ましがられること間違いなし、ということ。それにも加えて、入札に参加するのは病気の人たちがより高い質の生活を送れるようにとの、崇高な目的のために貢献している、という認識にもつながる、ということも加えられよう。」と語る。
このオークションは今年前半、ルーシー・ダブ氏の戦略的計画に基づき、大掛かりな変遷を遂げた。ダブ氏、タプリースミス氏とワイン業界の重鎮からなる委員会が、オークションのイベント趣旨、ホークス・ベイでのオークションに参加する多額の金額を落とすような人を呼び込むための方法、そして最終的にはクランフォード・ホスピス基金信託に出来るだけ多くの寄付金が集まるような方策を練る作業がなされた。この委員会にはナタラワワインのアルウィン・コーバン氏、サークレッド・ヒル・ワインのトニー・ビッシュ氏、パスク・ワインのケイト・ラドバーン氏、テマタワインのピーター・クロウリー氏が参加している。
かくして、ユニット・デザイン社のマックス・パークス氏とタプリースミス氏が共同作業でイメージチェンジを施したホークス・ベイ・ワイン・オークションのブランドは、イベントに関する全てのビジネスレベルでスポンサーのネットワーキング作りが可能となる総括的なスポンサー・パートナー・プログラムを作り上げた。「この地方のアイコニックなイベントへの関係者の援助は多大で、今後さらにこのサポートネットワークが広かるだろう、と予想している。」とは投資顧問会社のフォーサイス・バー社のフィル・ウィリアム氏。他のスポンサーでホークス・ベイのニュージーランド銀行パートナーのフィル・ティーグ氏も「今年のホークス・ベイ・ワイン・オークションにパートナーとして参加することが出来て感激している。博愛精神を持つほかのスポンサー会社と協力し、全員が協力してクランフォード・ホスピスをより素晴らしいところにしようと一致団結できるのは、光栄だ。今年のオークションのチケットが完売してしまったというのは、この地域でクランフォード・ホスピスが担っている重要な役割に感動した人がどれだけ多くいるか、ということを示すものである。イベントのスポンサーになるのは、クランフォード・ホスピスとこのイベントをサポートし『お金の有効活用』という目的を果たすための活動だと理解されていることを証明している」と言う。
「このイベントを計画、実施するためのビジネスからの幅広く多大なサポートに加えて、製品や労働力面での協力は、イベントの経費を軽減し、このイベントの持続性を確約している。たとえば、ネピアのウェブデザイナーのキャリーとマイク・リーニー夫妻は、ホームページとソーシャル・メディアプログラム構築のために25,000ドル相当のパッケージを寄付してくれた。このような、思いもかけないような惜しみない援助を受けられ、感謝している」とタプリースミス氏は言う。
このイベントの新しい形態は、明確に成功している、と言えよう。「たった35ドルと言う料金で、実際にワインを作った人たちと一緒に、一回限りのオークションでワインを何種類も試飲でき、さらには友達たちが羨望で妬んでしまいそうな非常に珍しいワインをせり落とし、ワインの所有者になれる可能性を提供する機会はこのオークションを除いて他には絶対ありえない。」とイヴォンヌ・ローキン氏は断言する。
チケットは完売してしまったが、欠席入札の可能性もある、と主催者は皆さんの参加を促している。詳細は下記リンクで。
www.hawkesbaywineauction.co.nz
