NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
02.07.2007
現存するニュージーランド最古のワインがオークションに登場
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7月7日にマーティンボローのブラッケンリッジにて開催されるテ・オマンガ・ホスピス・チャリティー・ワイン・オークションに、現存するニュージーランドワインとしては最古とされる、“ランズドーン 1903 クラレット”が出品されることが明らかになった。
同オークションで司会を務めるマスター・オブ・ワインのボブ・キャンベル氏は、ランズドーン 1903 クラレットが過去最高記録で落札されることを期待しつつ、「落札希望者は、非常に貴重なワインの歴史を購入する一生に一度のチャンスを得たと言っても過言ではない。」と話す。
また、「このレアなボトルは、ワイララパだけではなく、ニュージーランドワインの歴史を語るものでもある。禁酒法以前に生産されており、この長い年月の間、生産者であるビーサム一族のセラーで保管され続けていたというのは驚くべきことである。」と、同オークション代表者であるラリー・マッケンナ氏もコメントを寄せている。
今回のオークション開催にあたり、ワイララパ地方のワイナリーは一般未発売のワインを提供するなど、惜しみない支援体制を築いている。
その一部を紹介すると、エスカープメント・ヴィンヤードは、たった10本しか生産されていない、同ワイナリー初ヴィンテージとなるピノ・ノワール2001のジェロボアムの記念すべき1本目を、アラナ・エステートも同じくジェロボアム・サイズで、有名な115シリーズのピノ・ノワール2004を、そしてドライ・リヴァーはソーヴィニヨン・ブラン1999とピノ・ノワール2002のマグナム・ペアをそれぞれ寄与する予定。