NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
08.07.2007
ニュージーランド・ワイン界に新時代到来~巨大瓶詰め工場始動

成長を続けるニュージーランドワイン業界をさらに後押しすべく、国内最大の瓶詰め工場が南島マールボロにオープンした。

創業10年を迎えるザ・マールボロ・ボトリング・カンパニーが、ブレナムのリヴァーランズに1万8千平方メートルの広さを誇るプラントに拠点を移した。生産能力はこれまでの倍にあたる1日あたり2万3千ケースとなる。

また同社はさらなる発展を目指し、国からの強い要望もあり、7月1日より同じく瓶詰め請負会社の大手、ワインワークス・ホークス・ベイと合併し、ワインワークス・マールボロに社名変更した。
これにより、ワインワークス全体としては1日3万4千ケース(ワイングラス約2百万杯分)の瓶詰めが可能となった。さらには、各ワイナリーがさまざまなコルクやスクリューキャップのオプションが選べるのはもちろん、ニュージーランド国内における契約ベースの瓶詰め請負会社としては唯一、見た目にも美しい高品質のスクリューキャップとして知られる「ステルヴィン・ラックス」を使用することも可能となる。

ワインワークス・マネージング・ディレクターのティム・ノウェル=ユスティキ氏は次のようにコメントしている。
「契約しているワインメーカー達が大きな成功を収めるために私達が担う責任は、国際的視野に立った上で、ボトリング技術や瓶詰め後のワインの保管、また研究所に至るまで、一連のサービスを常に最高の状態で提供していくことである。そして今後も国際市場でニュージーランドワインがより大きなウェイトを占めることを目指す。」

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