NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
16.09.2007
NZのママ友はお茶の代わりにワイン片手におしゃべり~メルロー・マミーズ発足

「コーヒー仲間なんてもういいわ。」
おむつを替えたり、癇癪に悩まされたりという日常から逃れ、つかの間でも大人だけの世界を楽しもうと、クライストチャーチの母親達が集まり、子供抜きの会「メルロー・マミーズ」を発足した。

毎月第2水曜、キャンドルライトが灯る、落ち着いた雰囲気の地元で人気のワインバーにおしゃれをした母親達が集う。

1歳の息子を持ち、夫と友に移動住宅のビジネスを行い、仕事と子育を両立させているケイト・ウィザー氏は、このアイディアを思いついた経緯をこう語る。
「今の多忙な生活のリズムでは、友人に会うこともままならない。お茶仲間もいいけれど、いつも子守りをしながらでは心からリラックスできるとは言い難い。でもこのメルロー・マミーズは本当にリラックスして会話が楽しめる場所。」
実際の会話の内容はと言えば、「もちろん子供の話もたくさんするけれど、ワインのチョイスから…本当にいろいろ。ここでは怖くて言えないこともね。」とピノ・ノワールのグラスを傾けながら笑う。

ウィザー氏はこのクラブの募集を地元のバーに掲示して行ったところ、口コミで噂は広まり、先月開催された初回には20人近くもの母親が参加し、ワイン片手にひたすらおしゃべりを楽しんだという。
参加者の9割は仕事を持つ母親で、残りの1割は専業主婦。

もちろんこの会に参加できるのは夫の理解あってこそ。
妻が外出する代わりに、自分たちも別の日には男性だけのポーカー・ナイトを計画するなど、お互いが「素晴らしいことだ。」との意見の上に成り立っている模様。

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