NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
30.06.2021
二酸化炭素削減証明

2019年から気候変動はニュージーランドワイン生産者団体の環境戦略として重点項目だ。以来、同協会はワイン業界の健全性を示す指針として、気候変動に関する長期的な重要業績評価指標を持ち、気候変動への影響軽減のためのイニシアティブをいくつも開始させている。

ごく最近、ニュージーランドワイン生産者団体は、現在ニュージーランドで唯一の二酸化炭素削減証明認証団体のトイツ・エンバイロケアからのカーボン削減証明を受理した。

今回の受賞は、ただ単に毎年の二酸化酸素インベントリ監査を確立し、同協会の責任を担うばかりでなく、業界としての二酸化炭素総排出の削減に対しての長期的計画を持つこととなり、気候変動への貢献となる。

また、会員の中で証明獲得を検討する際にアドバイスができる立場ともなり、少なくともそういったビジネス・オプション検討する際に二酸化炭素排出削減について理解したい会員団体へのガイドすることも可能だ。

気候指針を明確に取り入れるべく、サステイナブル・ワイングローイング・ニュージーランド(Sustainable Winegrowing New Zealand)のプログラムを随時更新や、ブラゴ研究所が行った気候変動適応研究の成果を取り入れる努力を続けていたニュージーランドワイン生産者団体は、今回のカーボン削減証明を受理することで、さらに同協会の気候変動への戦いを意義ある方法で行うというコミットメントを強化し、ニュージーランドの国内、国外でも弊社の気候変動のリーダーとしての名声を確固たるものになるだろう。

SHARE

関連のあるニュース