NZワインニュース一覧
テラ・サンクタの「ミステリアス・ディギングス・ピノ・ノワール2024」が、国際的に著名なワイン評論家ジェームス・サックリング氏の「世界ワインTOP 100 2025」で世界第4位に選出された。
サックリング氏と彼のチームは、この1年間で世界中を4回巡り、数十のワイン産地を訪れ、数百人のワインメーカーに会い、数千本のワインをテイスティング。
合計で18か国から45,000本以上に及ぶワインの評価を行った。
第1位に輝いたのは「シャトー・ディッサン・マルゴー 2022」、第2位は「レイン ピノ・ノワール ソノマ・カウンティ・ソノマ・コースト ロイヤル・セント・ロバート 2023」、第3位は「ジャン・マルク・ビュルゴー・モルゴン・コート・デュ・ピ 2023」という結果となった。
サックリング氏はテラ・サンクタのフェルトン・ロード地区ブドウ畑で4時間以上を費やし、ブドウの木を見て回り、様々なワインをテイスティングし、同エステートの有機的かつ再生的なアプローチについて議論した。
サックリング氏は次のように語る。「2週間前にニュージーランドのセントラル・オタゴ地方バノックバーンにあるテラ・サンクタを訪れた。1990年代初頭に植えられた、ほとんどが接ぎ木されていないブドウ畑は、有機的かつ再生的なブドウ栽培が行われており、私が今まで見た中で最も美しいものの一つだった。テラ・サンクタにはアメリカの輸入業者すらついておらず、今でも信じられない思いだ」
「ミステリアス・ディギングス・ピノ・ノワール2024」 に98点を与えたサックリング氏は、このワインを次のように評した。「極めて鮮烈なチェリー、イチゴ、桃、メロン、そして生花の香り。クリーミーなミディアムボディで、きめの整ったタンニンとジューシーな余韻。爽やかで生き生きとしている。まさに現代にふさわしいピノ・ノワールだ」
テラ・サンクタは、世界TOP 100にランクインしたニュージーランドのわずか2つのワイナリーの一つであり、フェルトン・ロード地区の隣人であるワイナリー、フェルトン・ロードが第49位に選ばれている。
テラ・サンクタの共同創設者であるサラ・エリオット氏は、「ジェームスとマリーをテラ・サンクタに迎えることができたのは光栄なこと。ジェームス・サックリング氏の訪問は、私たちが信じていること、すなわち偉大なワインは土地に深い敬意を払って耕作された素晴らしいブドウ畑から始まる、ということを確証してくれた。」と話す。
「ジェームス・サックリングのTOP 100 ワイン」の全リストについては、下記リンクを参照(外部リンク)。
https://www.jamessuckling.com/wine-tasting-reports/top-100-world-wines-2025-a-bow-tie-on-bordeaux
関連のあるニュース



