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先週のニュースにも取り上げた、ニュージーランド航空ワイン・アウォーズのクライマックスである祝賀ディナーが24日、クライストチャーチ・コンベンション・センターにて750名以上のゲストを迎え、盛大に開催された。
注目の最高賞である、ニュージーランド航空チャンピオン・トロフィーには、ホークス・ベイの「トリニティー・ヒル・オマージュ・シラー 2006」が見事輝いた。
また、最高賞の次に注目を集めていた新カテゴリー、サステイナブル・ワイン・トロフィーは、同じくホークス・ベイの「コテージ・ブロック・ホークス・ベイ・シャルドネ 2006」に渡り、ホークス・ベイが栄えある二冠を達成したと言える。
全19トロフィーの産地別内訳は、ホークス・ベイ:7、マールボロ:7、セントラル・オタゴ:3、ギズボーン:1となっている(「その他の赤ワイン」トロフィーは今年度該当なし)。
またメダル受賞ワインと共通して、シラーやヴィオニエ、ゲヴュルツトラミナーなど、これまでピノ・ノワールやソーヴィニヨン・ブランの陰に隠れがちだった品種のトロフィー受賞が目立った。
メイン・スポンサーであるニュージーランド航空CEOのロブ・フィフェ氏は今年の一大イベントを終え、次のようにコメントしている。
「我が社とニュージーランドワイン業界は、ニュージーランドワインの品質と美徳、そして情熱をお客様に特別なものとしてお届けするために協力し合い、日々努力している。これからも”最高のニュージーランド”を世界に発信していきたい」
また新審査委員長、スティーブ・スミス氏(ホークス・ベイ、クラギー・レンジ代表)によると、ニュージーランドでは、サステイナブル(持続可能)なワイン造りに対して真剣に取り組むワイナリーが増えてきているとのことで、今後のニュージーランド・ワイン界にも期待が寄せられている。
同祝賀ディナー参加者達は、4名もの国内外のトップ・シェフが腕を振るったコース料理と共に受賞ワインを楽しみ、贅沢な夜を堪能した。
トロフィーなどの発表詳細はこちらのページから。
http://airnzwineawards.co.nz/
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