NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
14.08.2011
ネルソンの注目度上昇中

南島北部に位置するネルソンは、生活するにも観光で訪れるにも、ニュージーランドで最も美しくリラックスした雰囲気が漂う場所のひとつ。
しかしながらネルソンは、ワイナリーとなるとまだまだ。
マールボロやホークス・ベイ、セントラル・オタゴのようなワイン産地としての高い知名度は持ち合わせていないが、徐々に影響力を高めつつある。

これまでは、セーフリッド・エステートや、称賛耐えないノイドルフ・ヴィンヤーズのみが、ネルソンの代表的ワイナリーとして君臨していたが、最近相次いで新たなワイン生産者が登場しており、ネルソンが本格的なワイン産地としてのイメージを作り上げることに貢献している。

ネルソンは、マールボロのソーヴィニヨン・ブランのように、1つのスタイルに頼っているわけではなく、土地が持つ多様性や温暖な気候、土壌が、幅広いタイプのワイン生産につながっている。

実際のところ、ネルソンの生産者は、ニュージーランド国内で最高級のワインを生産する力を持つ。
ノイドルフのムーテリー・シャルドネが良い例であり、テ・マニアやワイメア・エステートもさまざまな高評価ワインを生産している。
これにはピノ・ノワール、ボルドー・ブレンド、シラー、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・グリ、リースリング、ゲヴュルツトラミネール、テ・マニアの素晴らしいアイスワインも含まれる。

ネルソンのワイナリー各社は「土地らしさを表現した高品質のワイン造り」という共通の目標を持っており、現実的に消費者に優しい、質と手ごろ感を持ち合わせたワインを提供することを目指している。

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