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イギリスにて販売されている5ポンド(約1,050円)以上のワインの内、8本に1本がニュージーランドワインであるということがニュージーランド・ワイングロワーズにより発表された。
これは5ポンド以上のワイン市場全体の1割以上を占めることとなり、ニュージーランド・ワインにとっては初の快挙となる。
ニュージーランド・ワイン業界にとって、イギリスは最重要市場であることからも、ニュージーランド・ワングロワーズのマーケティング・ディレクター、クリス・ヨーク氏はこの快進撃に喜びもひとしおのよう。
「イギリスへ輸出されたワインのうち、1本5ポンド以上で販売された割合は2006年に73%であったのに対し、2007年にはその数字が85%にまでアップした。世界のワイン総生産量のうち、わずか0.3%にしか満たないニュージーランド・ワインが、世界中からワインが集まり、最も厳しい選択眼を持つイギリス市場でこれだけのシェアを誇っているのは本当に素晴らしいこと。」とコメントしている。
また、5ポンド以上の市場というのも、ニュージーランド・ワインがプレミアム・ブランドとして認知されている証と言える。
イギリスのワイン販売店マジェスティック・ワイン・ウェアハウスのマット・ピン氏もニュージーランド・ワインの好調振りを目の当たりにし、次のように話している。
「ニュージーランド・ワインは当店で最も売上げが伸びている国で、オーストラリア・ワインの売上げをも上回り、現在フランスに次いで第2位となっている。」また現在も大人気のソーヴィニヨン・ブランだけではなく、他品種についても「2001年にはたった1種類しかなかったニュージーランド・ピノ・ノワールが現在は17種に増え、またピノ・グリやゲヴュルツトラミネール、シラーなども最近人気が急上昇している」とのコメント。
イギリスでは“クリーン&グリーンの国ニュージーランドのワインは、質と値段を考えると、ピュアでフレッシュなお買い得ワイン”ということが広く浸透し、現在の好調振りにつながっている模様。
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