NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
20.04.2008
ニュージーランド・ワイン、次はロシアへ
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~セイント・クレア・ファミリーより、ロシアへ愛を込めて~
ニュージーランドを代表するワイナリーの一つ、マールボロのセイント・クレアー・エステートがこの度、ワイン消費新興国であるロシアにも輸出を開始することとなり、先日最初の出荷が行われた。
ロシアのアルコール飲料と言えばウォッカのイメージが強いが、統計によると、ロシア国内のアルコール飲料全ての消費量において、ワインが最も高い伸び率を示しているため、セイント・クレアーにとって45番目の輸出国となるロシアに関係者は大きな期待を寄せている。
同ワイナリーのマネージング・ディレクターのニール・イボットソン氏は、次のようにコメントしている。
「まだワインが本格的に飲み始められて間もない国の人々と、私達のワイン造りに対する情熱を分かち合えることに喜びを感じている。これから発展してゆく市場に現段階でで参入できる機会を得ることができたことをを光栄に思っており、今後消費者に大きく影響を及ぼすような存在となることを願っている」
現在はレストランやバーなど、外食の際のアルコール消費が9%にとどまっているロシアではあるが(94%は持ち帰り用として購入)、飲食業界を始めとするサービス業界が急成長を遂げていることや、ワインが健康的な飲み物であるという認識が広まっていることなどからも、大衆好みで安価のウォッカに変わり、これからはワインがより洗練された飲酒環境を広め、200万人とも言われるアルコール依存症人口の減少にも繋がることに期待が集まっている。
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