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マールボロ・ソーヴィニヨン・ブランの元祖とも言えるモンタナ・ワインズのソーヴィニヨン・ブランが今年で30年目のヴィンテージを迎え、7月1日にはオークランドにて祝賀会を開催、250を超えるメディア・業界関係者が駆けつけた。
モンタナは1973年、マールボロのブランコット・ヴァレーに、商業用としてはニュージーランド初となるソーヴィニヨン・ブランを植樹、1979年に初ヴィンテージをリリース。これはニュージーランドワインとマールボロの歴史にとって画期的な出来事となり、モンタナは近代ワインのパイオニアとしての地位を築いた。
そして初リリースから10年後となる1990年には、ザ・モンタナ・ソーヴィニヨン・ブラン 1989が、ロンドンのインターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティションにおいてトロフィーを受賞した。
その後の国際市場でのマールボロ・ソーヴィニヨン・ブランの大成功にモンタナが大きく貢献したことは言うまでもない。
最近では、先月4万部以上の発行部数を誇る世界的に有名で日本のワインファンにも人気のイギリスのワイン雑誌、「デキャンター」において、モンタナ・テロワール・シリーズ・レール・ブリッジ・ソーヴィニヨン・ブラン 2007が「今月のワイン賞」に見事輝いた。
世界中の数ある「今月のワイン」から同賞に選出されたのはわずか16本、その中でニュージーランド・ワインとしては唯一の受賞となる。
さらに2008ヴィンテージについては、「品質は素晴らしく、世界中からの需要に対応できる量も確保できそう。味わいはきりりとしてフルーティーさが際立った、誰もが『これぞモンタナのマールボロ・ソーヴィニヨン・ブラン』と認めるであろう非常に良いワインができた」と同ワイナリーのチーフ・ワイン・メーカーであるジェフ・クラーク氏が語っているように、最新ヴィンテージにも期待できる。
このようにモンタナのワインはこれからも世界中の人々を魅了し続けていくだろう。
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