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グルメ雑誌「キュイジーン」が選ぶ、2009年ニュージーランド・レストラン・オブ・ジ・イヤーが発表され、ベスト・ワイナリー・レストラン・イン・ニュージーランドには、クラギー・レンジの「テロワール」が「ペガサス・ベイ」と共にその栄誉を手に入れた。

まるで絵画のようなホークス・ベイのトゥキ・トゥキ・ヴァレーの麓に位置するフレンチ・スタイルの同レストランが、ニュージーランド唯一とされる全国規模のレストラン・コンテストにおいて、トップ・レストランにノミネートされるのは今回で4度目。

「テロワールでは、最高品質のニュージーランドの食材と共にクラギー・レンジのワインの数々も紹介しており、ここクラギー・レンジという美しい風景の中でフランスの伝統を感じ取ってもらいたい」と話すのは、クラギー・レンジ・ディレクターのメアリー・ジーン・ハッチンソン氏。

地元ホークス・ベイ出身で、イギリスやオーストラリアの一流レストランで経験を積んだシェフ、サラ・シンプソン氏を昨年9月に総料理長として迎えた後の今回の栄冠は、特に意味あるものである。
シンプソン氏は、「テロワール」の代表的メニューとして知られる釜焼きフィッシュなどは引き続き提供しながら、ウサギのコンフィや鹿肉のグリルなど、新鮮なアプローチで新メニューを提案している。

シンプソン氏は次のように話す。「私が今回テロワールで提案した新メニューは、伝統的料理をモダンにアレンジしたもので、海外から訪れる方々から地元のお客様、そして他地域からも訪れて下さる常連客の方々まで皆様にご満足いただけるもので、ぜひ何度でも足を運んでいただきたいと考えている。ニュージーランドの素晴らしい食材を生かすため、シンプルかつ本物の料理を提供できるよう心がけている」

今回の審査員達はシェフへの賞賛と共に、同レストランのソムリエに対しても賛辞を送っている。
「自社ワインのみならず、国内外の宝と言える素晴らしいワインの数々を含むワインリストを管理する優秀なソムリエ、マイケル・バンクス氏には満点を付けた。それぞれのワインは選ばれた最高級グラスに注がれ、ワインと食事を選ぶ際にも豊富な知識を元に提案してくれることにも審査員一同感銘を受けた」

テロワールの春メニューは9月1日からスタート。

クラギー・レンジの情報はこちら。
http://www.nz-wines.co.nz/index.php?url=winery_details/index&id=c0173