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ニュージーランドワインニュース
02.05.2010
2010ヴィンテージは低収量ながら高品質の兆し(セントラル・オタゴ)
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収穫が進む今年のセントラル・オタゴでは、低気温の春期と風が強かった初夏という不安定な天候が続いたにもかかわらず、大きな期待が寄せられている。
ワインメーカー達は、収穫量は減るものの、ブドウ果実が高品質であることは確約されていると口を揃える。
世界的に供給過剰の状態が続く一方、セントラル・オタゴではその心配は無い模様。
マウント・ディフィカルティのワインメーカー、マット・ダーシー氏は、バノックバーンに位置する80ヘクタールのヴィンヤードのブドウは素晴らしい品質であると話し、ギブストン・ヴァレーのシャード・ファームのオーナー、ロブ・ヘイ氏も2010ヴィンテージの質に自信を見せている。
「低収量で凝縮感のあるブドウからしっかりとした味わいを持つワインができるというのは有利と言える」とはヘイ氏の弁。
また、リッポン・ヴィンヤード・アンド・ワイナリーのマネージャーであるジョー・ミルズ氏は、果粒は小さいながらもきれいな味わいで、均等に熟していると今ヴィンテージの様子を話している。
「海外市場での過剰供給による、とりわけソーヴィニヨン・ブランの廃棄問題が報告されているものの、セントラル・オタゴの同品種は他地域と味わいも特徴も異なり突出したものであるため、需要は安定している」ともミルズ氏はコメントしている。
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