NZ Wine News
ニュージーランドワインニュース
18.09.2011
ワイン業界、ラグビーワールドカップに期待

現在開催中のラグビーワールドカップには、何万人ものファンがニュージーランドに集結するため、ワイン業界はラグビー以外にも観戦客の興味が広がることを期待している。

ニュージーランド・ワイングロワーズは、約650のワイナリーと、千を超えるブドウ栽培者を統括する機関。
グローバル・マーケティング・ディレクターのクリス・ヨーク氏は次のように話す。
「今回ワールドカップに参加している20ヶ国は、ニュージーランドにとって重要な輸出国である。特にアメリカ、オーストラリア、カナダ、イギリスの4ヶ国で、ワインの全輸出の9割を占めている」

ラグビーと言えば、ビールというイメージの方が強いかもしれないが、世界中から訪れる9万人の観戦客の中にはワインを好む人も多いはずであると、ヨーク氏は自信を持つ。

ワイングロワーズは、すでにロンドン、オーストラリア、東京、アメリカで大会開催に先がけたイベントも行っており、大会開催期間中は、オークランドでフード&ワインのイベントも開催する予定。

またヨーク氏は、ワイン業界として、ラグビーワールドカップにとどまらず、アメリカズカップなど、他の国際的なスポーツイベントも視野に入れて行きたいと語っている。

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