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14.05.2012
いつもと違う葡萄の熟成順序
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マルボローのアラン・スコット・ワインズのワイン・メーカーのブルース・アボット氏は「想定外の葡萄の熟成が今年の収穫の特長だった。ピノ・ノワールとシャルドネ種の葡萄がやっと最後になって熟成したのに驚いた。」と今年の収穫について述べている。
「いつもはこの逆の順序での熟成が普通だが、今年は他の地域でも同様の現象が監察されている。12月以降から始まり、夏の悪天候とイースター後の良い天気の影響がその原因だろう。この天候のお陰で結果としてヴィンテージは期待できる。葡萄は長く、ゆっくりと熟成し、濃縮され、非常に素晴らしい、強いフレーバーを産み出した。 通常、悪天候が続くと葡萄に糖度が足りず、ワインに砂糖を加えることもあるが、今年はその必要はない。これからのワイン造りは非常に楽しみであり、出来具合に期待している。」と彼は語る。
アラン・スコット・ワインズのワインはミネラル分を含むことで知られているが、それは葡萄畑が石を含む地質にあり、しかも霜が下りないところに位置している。
「創設者のアランは、マールボロでの葡萄栽培を好んでいる。というのも、基本的に霜がないからだ。霜がおりたら、葡萄は熟成しないで、全ての努力が無駄に終わってしまうからね。」とアボット氏は言う。
http://www.stuff.co.nz/the-press/news/6785649/Grapes-ripen-in-unusual-order
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