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ニュージーランドを公式訪問中のイギリス王室、ウィリアム王子夫妻は、日曜にクィーンズタウンに立ち寄った際に、セントラル・オタゴでワイン試飲をお楽しみになる予定。会場となるアミスフィールド・ワイナリーに厳選した約30のワインを持ち込み、ご夫妻に紹介することになっている。ウィリアム王子のワイン・テースティングにはセントラル・オタゴ・ワイン生産者協会会長、ジェームス・ダイシー氏、キャサリン王妃にはセントラル・オタゴ・ピノ・ノワールの会長のルーシー・ローレンス氏が同行することになっている。

ダイシー氏はウィリアム王子に地元のワインをご紹介するのは「非常な光栄であり、ウィリアム王子と一対一で接し、ワインをご説明出来るなんて、一生に一度しかない機会で興奮している。同時に、ご夫妻のニュージーランド訪問は世界中の関心も高まっていて、正直、やや緊張もしている。この辺を散策しながら、地元のワインメーカーやブドウ栽培、ワイナリー所有者と気軽に話す、というカジュアルなイベントとなる。ロイヤルカップルは、同年代の人と話したい、とのご希望があり、その年代層の人はワイン造りで中核となって働いている人だ。お二人はワイン自体にもとても関心を抱いているようだ」と語っている」と訪問を前に述べている。また、王妃へのご説明担当となるローレンス氏は「やや緊張している。友人たちはむしろ、その日に私が何を着るかに関心を示している。個人的にも地元のワインにも、お二人のご訪問の日は非常に特別な日となるであろう」とコメントしている。

セントラル・オタゴと言えば一番有名なピノ・ノワールが当然、選択肢の筆頭ではあるが、その他にもご夫妻には、セントラル・オタゴ・リースリング、シャルドネ、ピノ・グリやスパークリング・ワインなどもご紹介する予定となっている。

お二人のための特別メニューに関してはまだ極秘とのことだが、アミスフィールドのレストランでは地元で作られた食材を使うとのこと。