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ニュージーランドワインニュース
24.08.2014
世界初のワインのサウンド・バー開設

クライストチャーチのオーリクル・サウンド・アート・ギャラリーに「oenosthetic」バー(造語で、「ワインの美」)が開設された。主催者によると、ワイン・サウンド・バーとしては世界初のものである。

「音と味には強いシナジーがあるのは最近の科学的な研究結果でも実証されている。味覚と聴覚は関係があり、例えばワインを飲んいる時に音楽を聞くと、相互作用で味覚にも影響される」、とワイン・ライターでもあり、サウンド・アーティストでオーリクルを創立したカンタブリアン音響アーティスト協会(CSSA)の副会長のジョー・ブルジンスカ氏は言う。

「オーリクル・バーでは、音楽とワインの両方の味を引き立てるよう、演奏される音楽によってワイン・リストを用意している。」ブルジンスカ氏は自身の研究成果とこれまでの科学的研究結果の双方向に基づき、ワイン選択をする。「ワインと音楽を融合するは世界的にも人気が出ているが、このコンセプトのだけの為のバーが設置されるのは、私たちが知っている限りでは世界初の試みである」と言う。

ワイン・サウンド・バーは8月7日にお披露目となり、オープングは地元の芸術家集団とCSSA社長、ブルース・ラッセル氏の来訪と合わせて行なわれ、地元のアーティストが「ノー・ミーン・シティ」と題するソニック・アートとの同時開催となった。

ギャラリーの通常開催時間、さらには木曜と土曜日は夜もオープンとなる。オーリクルはCSSA、地元で音楽との音響関連で働く専門家が設立したアーティストが運営する非営利・慈善団体で、収益は全てギャラリーの運営と活動資金に還元される。

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